旬到来の魚「うおぜ」 “コク”と“上品な脂のり”が特徴の白身に最適な料理法とは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

旬到来の魚「うおぜ」 “コク”と“上品な脂のり”が特徴の白身に最適な料理法とは?

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 東北以南を中心に広く生息する「イボダイ」。関東では「いぼ」という呼び方を嫌い「エボダイ」と呼ばれ、その他の地域では「シズ」や「ボウゼ」「メダイ」「モチウオ」など呼び方は様々。

 関西の一部では「うおぜ」と呼ばれて親しまれているが、今のシーズン、兵庫県の淡路島や神戸・垂水の漁港にはたくさんのうおぜが水揚げされている。

 この時期、神戸市内の産直市場にも15~20センチぐらいの小型のうおぜが並んでいる。うおぜは白身魚だがコクがあって脂がのっているので、酢との相性も良い。「このぐらいのサイズだと南蛮漬けがおすすめ。焼いたり、唐揚げにしてから旬のすだちを絞ってもおいしい」と、ナナ・ファーム須磨(須磨区)の担当者は話す。

南蛮漬けにするとおいしい

 もっと寒くなると水揚げされるようになる大きめのサイズは、煮付けが最適だという。身がしっとりして柔らかく、旨味と甘みが感じられ、身離れが良いので食べやすいのも魅力だ。

 スーパーなどの店頭には高級品として干物が並ぶことが多いが、産直市場なら鮮魚を楽しめる。

 同担当者は「寒くなるとさらにおいしさは増すが漁獲量は減ってくる。たくさん水揚げされるこの時期に鮮魚のうおぜを味わってほしい」としめくくった。

■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨公式サイトを参照。

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