「ガジロウ」誕生10周年“日本一の勤労河童” 兵庫・福崎町で記念の絵コンテストやスタンプラリーも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ガジロウ」誕生10周年“日本一の勤労河童” 兵庫・福崎町で記念の絵コンテストやスタンプラリーも

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 JR姫路駅から電車で約25分。自然豊かな兵庫県・福崎町は、『遠野物語』などで知られる民俗学者・柳田國男の出身地として、また、ブームを巻き起こした「もちむぎ」の生産地としても知られます。

 そんな福崎町の玄関口であるJR福崎駅前で目に飛び込んでくるのが、液体の満ちた円筒に閉じ込められている怪しいオブジェ。赤くゴツゴツとした肌、頭の上に皿が光る……カッパです。正式な名前は「河童のガジロウ」。今人気の、福崎町のキャラクターです。

JR福崎駅前で観光客を迎える「河童のガジロウ」
JR福崎駅前で観光客を迎える「河童のガジロウ」

 ガジロウだけではありません。あちこちのベンチに妖怪が・例えば、大きな翼を背に、なぜかスーツをまとってパソコンを操作する赤い「天狗」や、コロナ禍で一躍有名になった疫病封じの妖怪「アマビエ」も“座って”います。

妖怪ベンチ(天狗) 左はレポーターの吉良奈菜子
妖怪ベンチ(天狗) 左はレポーターの吉良奈菜子
妖怪ベンチ(アマビエ) 右はレポーターの吉良奈菜子
妖怪ベンチ(アマビエ) 右はレポーターの吉良奈菜子

 他にも、まるでミイラのような「一反もめん」、猫に添い寝する「座敷童子」(ざしきわらし)。さらに、バスやタクシー、レンタカーにまで妖怪が描かれています。

妖怪ベンチ(一反もめん) 
妖怪ベンチ(一反もめん) 
妖怪ベンチ(座敷童)
妖怪ベンチ(座敷童)

上段から時計回りに JR福崎駅や図書館などを巡るバス「まちなか便」、福崎町観光レンタカー妖怪ガジpod、タクシー
上段から時計回りに JR福崎駅や図書館などを巡るバス「まちなか便」、福崎町観光レンタカー妖怪ガジpod、タクシー

 足元には、カラフルなマンホールのイラストにもガジロウが。大口を開けて舌をベロリと出し、JR播但線の車両にまたがるガジロウとともに、緑色の兄弟カッパ「フクちゃん・サキちゃん」もお目見えしています。

 そう、福崎町は妖怪が溢れる「妖怪の町」なのです。

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