駅伝王国、復活に期待! 兵庫県高校駅伝大会が11月5日開催 都大路への切符を手にするのは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

駅伝王国、復活に期待! 兵庫県高校駅伝大会が11月5日開催 都大路への切符を手にするのは?

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 兵庫県高校駅伝競走大会が11月5日(日)、丹波篠山市で開催されます。出場するのは、兵庫県内7つの地区大会を勝ち抜いた男子40校と女子30校です。大正ロマン館前をスタートし、ゴールの篠山鳳鳴高校を目指すコースは、一般道と山道に近いアップダウンを含むルート。男子は7区間42.195キロ、女子は5区間21.0975キロでタスキをつなぎます。

 同大会の優勝校が、12月24日(日)に京都で開催される全国高校駅伝大会へ出場。冬の「都大路」で高校日本一を目指します。

兵庫県高校駅伝大会の様子 男子(2022年大会より)
兵庫県高校駅伝大会の様子(2022年大会より)

 兵庫県は“駅伝王国”といわれています。かつて「兵庫を制するものは全国を制す」とも言われていたほど力のある学校が多く、男子は過去73大会のうち、15回の優勝。これは全国トップの優勝回数で、直近では2002年に西脇工業が日本一に。女子は、これまでの34大会のうち2度の全国優勝。直近では2006年に須磨学園が優勝しています。

 また多くの都道府県は一発勝負の代表選考ですが、同県では地区大会も実施しています。これは全国的にも珍しいのだとか。

 今年の地区大会のタイムを振り返ると、男子は須磨学園(神戸地区)が最高タイムの2時間7分19秒を記録。さらに報徳学園(阪神地区)の2時間9分55秒、西脇工業(東播地区)の2時間10分56秒 と続きます。

 中でも注目は、須磨学園3年の折田壮太選手。9月に開催された記録会では、男子5000メートルで高校歴代2位の13分28秒78のタイムをマークしました。須磨学園を牽引する存在の一人です。

 その須磨学園と、昨年優勝の西脇工業(全国大会6位入賞)がどのように競うのかにも注目が集まります。西脇工業の足立幸永監督は「常に追うことを前提に練習をしている。胸を借りてチャレンジしていきたい」と話しました。県を代表する強豪3校を中心に、今年も最後まで目が離せない展開が繰り広げられそうです。

 女子は、須磨学園が1時間12分22秒を記録し、男子同様に地区大会を制しました。これを追うのが、地区大会優勝14連覇を成し遂げた西脇工業の1時間13分25秒、そして園田(阪神地区)の1時間16分6秒で、共に県大会行きを決めています。

 高校駅伝の最大の魅力は、出場選手のみならず部員全員が心を一つにして一本のタスキをつないでいくこと。一人にとっては“たった1秒”でも、その積み重ねが最後に結実し、勝利や結果につながります。

 今大会では応援規制はなく、沿道などからの観戦も可能になっています。11月5日に開催される兵庫県高校駅伝競走大会。男子は午前10時10分、女子は10時20分に号砲が鳴らされます。

(取材・文=市岡千枝)

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当日は、ラジオ関西で大会の様子を実況中継します。

2023年11月5日(日)午前10時00時~昼12時45分放送
「第78回男子・第40回女子 兵庫県高等学校駅伝競走大会」

▼男子(10:10スタート)
コース:7区間 42.195km(大正ロマン館前~立金~篠山鳳鳴高校)
解説:大江秀和(神戸学院大学女子駅伝競走部監督)
実況:春名優輝

▼女子(10:20スタート)
コース:5区間 21.0975km(大正ロマン館前~松ヶ鼻~篠山鳳鳴高校)
解説:大橋吉樹(兵庫県立加古川北高校陸上競技部顧問)
実況:牛尾淳

放送本部:林真一郎

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第78回男子・第40回女子 兵庫県高等学校駅伝競走大会 | ラジオ関西 | 2023/11/05/日 10:00-12:45

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