阪急電鉄「大阪梅田」駅(大阪市北区)が、JR大阪駅の北東に移設されてから、2023年11月23日(木・祝)で50周年を迎える。
阪急電鉄では、これを記念して、大阪梅田駅の歴史を振り返る写真パネル展や記念列車などの企画を実施するほか、11月23日当日に記念イベントが開かれる。阪急「大阪梅田(※1)」駅は、1910(明治43)年2月22日に、阪急電鉄の前身「箕面有馬電気軌道」の始発駅として、現在の駅南側に誕生(鉄道営業スタートは同年3月10日)
(※1)2019(令和元)年10月1日、駅名を「梅田」駅から「大阪梅田」駅に変更。
当時の駅舎は、現在阪急百貨店うめだ本店などが入る複合商業ビルの南端にあった。
木造2階建ての単線ホームだったが、時代の移り変わりとともに利用客が増加し、駅の規模を拡大するため現在の場所へ移設した。
現在は、9線10ホームを擁する私鉄最大級の鉄道ターミナルとなり、通勤・通学客、観光客を合わせ1日当たり約40万人が利用している。