「神戸マラソン2023」が、19日午前9時(第1ウェーブ、第2ウェーブは9時15分)にスタートし、約2万人のランナーが神戸市役所前(神戸市中央区)から神戸の街へと駆け出していきました。
今大会は、コロナ禍を経て4年ぶりに海外在住者も参加しています。沿道応援の制限もなくなり、沿道応援イベントには97団体約2160人が出演します。
スタートセレモニーでは、斎藤元彦兵庫県知事、久元喜造神戸市長らとともに、バルセロナ五輪銀メダリストの有森裕子さん、俳優・モデルで「Kobe City Cruise Weeks」アンバサダーの貴島明日香さん(神戸市出身)、東京2020五輪出場の田中希実さん(兵庫県小野市出身)ら5人のゲストも、声援とともにランナーを見送りました。
招待選手は、ハムザ・サフリ選手(モロッコ)やバーナバ・キプコエチ選手(ケニア)ら、男女合わせて24人が出走しました。日本勢では坪内淳一選手(黒崎播磨)、小田俊平選手(コマネチランニングクラブ)らが注目されています。
また、北京五輪出場、現在ラジオやテレビなどでも活躍する小林祐梨子さんや、第3回神戸マラソン優勝者で、田中希実さんの母の田中千洋さんら、ゲストランナー4人が大会を盛り上げています。斎藤知事も、第1ウェーブのスターターを務めたあと、第2ウェーブで参加者の一人としてスタートを切りました(大会イベント会場視察のため途中までの出場)。
コースは、元町やハーバーランド(いずれも中央区)、鉄人28号モニュメント(長田区)、須磨の海沿いなど、神戸の観光地や名所を駆け抜け、明石海峡大橋(垂水区)を過ぎて西舞子で折り返し、ポートアイランドがフィニッシュとなる42.195キロです。
なお、ランナーの足取りは記録速報アプリ「応援ナビ」で確認することができます。