迫力満点の「タイガー」の絵が兵庫県庁に 障がい者芸術アーティストから寄贈 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

迫力満点の「タイガー」の絵が兵庫県庁に 障がい者芸術アーティストから寄贈

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 障がい者芸術アーティストから兵庫県に寄贈された虎の絵が、兵庫県庁2号館の1階ロビーに展示されることになり、27日、除幕式が行われました。

 虎の絵「タイガー」を描いたのは、特定非営利活動法人100年福祉会「片山工房」の利用者で絵画制作に取り組む杉山統基さん。兵庫県の斎藤元彦知事が、障がい者アートの展覧会で杉山さんが描いた虎の絵に出会い、躍動感あふれる絵に衝撃を受けたことがきっかけで、兵庫県に贈られることになりました。

除幕式の様子
除幕式の様子 

 除幕式で斎藤知事は、「障がいを持つ人の文化芸術活動をもっと知ってもらうことが大事。県としても応援していきたい」とあいさつ。杉山さんも自身の作品について「ここに展示されてうれしい。気に入ってます」と話しました。

斎藤元彦・兵庫県知事(左)と杉山統基さん(右) 中央は作品「タイガー」
斎藤元彦・兵庫県知事(左)と杉山統基さん(右) 中央は作品「タイガー」

 杉山さんは2010年頃から創作活動に取り組んでおり、片山工房には週に2回程度通っています。電車が好きとのことですが、「虎の絵も描いてみたい」と描き始め、その作品は県内のカフェや米・ロサンゼルスでも展示されています。

杉山統基さんと「タイガー」
杉山統基さんと「タイガー」

 今回寄贈された「タイガー」は、杉山さんが9月から10月にかけて取り組んだ新作で、40号のキャンバスにいっぱいにアクリル絵の具で虎の顔が描かれています。杉山さんは「お気に入りはヒゲとキバです」。社会見学に訪れていた神戸市立東垂水小学校3年生からは「迫力があって、リアルでびっくりした」「虎が飛び出してきそうな感じ。かっこいい」などの声が聞かれました。

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