大阪・関西万博「大催事場」「小催事場」「迎賓館」完成イメージ公開 “一瞬で日本の美意識伝える” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博「大催事場」「小催事場」「迎賓館」完成イメージ公開 “一瞬で日本の美意識伝える”

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 大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が、会場の人工島・夢洲(ゆめしま 大阪市此花区)で、開閉会式などの会場となる「大催事場(EXPOホール)など主要3施設の概要を発表した。

■「大催事場(EXPOホール)」~太陽の塔をほうふつと…

「大催事場(EXPOホール)」外観完成イメージ ※画像提供・日本国際博覧会協会

 黄金色の円形の屋根が特徴的。

 1970(昭和45)年に千里丘陵で開催された大阪万博のシンボル「太陽の塔」を彷彿(ほうふつ)とさせる設計で、屋根は「太陽の塔」の頂部にある「黄金の顔」をモチーフとした。

「太陽の塔」(大阪府吹田市・万博記念公園内)2023年8月撮影
太陽の塔・前面頂部「太陽の顔(2代目)」2023年8月撮影

 高さ20メートル。内部には、直径約18メートルの舞台と客席を一体化した大型の円形劇場を設け(延床面積・約8400平方メートル 2階建)、純白の布地で包んだひとつの世界を演出する。約2000人(車いす席含む)収容可能。

 外観は360度のプロジェクションマッピングを投影できるよう、円錐形で白色を基調にした。

「大催事場(EXPOホール)」舞台から客席を見る ※画像提供・日本国際博覧会協会
「大催事場(EXPOホール)」映像投影時の舞台イメージ ※画像提供・日本国際博覧会協会

 設計した伊東豊雄氏は「皿のような屋根は、宇宙からのエネルギーを吸収して、世界に向けて情報を発信するといった意味を込めた」と話す。

 そしてコンセプトについて、「『いのち輝く未来社会のデザイン』という大阪・関西万博のテーマは沿って、”生きている喜び”を示したい」と述べた。

■「小催事場(EXPOナショナルデーホール)」

「小催事場(EXPOナショナルデーホール)」完成イメージ ※画像提供・日本国際博覧会協会
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