落語の稽古を積んだ子どもたちが、今年の笑い納めとして演目を披露する「なだっこ寄席」が神戸市灘区で12月23日(土)に開かれます。
このプロジェクトは、神戸市灘区出身の落語家・笑福亭智之介(ちのすけ)さんが「こども落語教室」として小中学生を対象に毎年指導しているもので、今年で11回目です。
今回は小学4年生から中学3年生までの子ども10人が毎週集まって、セリフや身振り手振りを覚えるなどの練習に取り組んできました。
本番となる「なだっこ寄席」では、舞台で高座に上がり、それぞれ「始末の極意」「狸の賽」「平林」など上方落語の名作を披露します。
智之介さんは「現代を生きる平成生まれの子どもたちが落語の古典をどのように伝えるのか、大きな生の舞台で輝く姿をわが子・わが孫を見る眼差しでご覧いただきたい」と話しています。