【タイムテーブルインタビュー完全版、2024年1・2・3月度】
2024年最初のラジオ関西タイムテーブルインタビューに登場するのは、神戸、そして、ラジ関の“顔”とも言える存在、ワタナベフラワー。2021年秋から放送中の『ワタナベフラワーのウホウホ!ゴリラジオ』では、クマガイタツロウ、ムサ、イクローの3人がそろって出演。テンポのいい軽快なトークで日曜朝を彩っています。今年、新たな展開も予定している “神戸のワクワクロックンロールバンド”に、ラジオや冠番組への思い、2024年の意気込みなどを聞きました。
――ラジオ関西で3人そろっての番組は、2018年3月まで放送された『CRKミュージックヘッズ』以来。『ワタナベフラワーのウホウホ!ゴリラジオ』は2021年秋に始まり、2年が過ぎましたが、ここまで楽しくオンエアできていますか?
【クマガイ】 笑いすぎてしんどい(笑)。
【イクロー】 それはありますね。
【ムサ】 幸せな悩みです。
【イクロー】 番組がおもろいかどうかはちょっとわからないですが、僕らは楽しいです!(笑) それを楽しいと思っていただけるならいいですね。
【ムサ】 間違いない!
【クマガイ】 編集してもらうことをいいことに……。
――収録放送がほとんどの番組ですが、生放送にはない楽しさもありますか?
【クマガイ】 本当はもちろん生放送のほうがいいと思っていますが、収録のよさもあるなと最近わかってきだしましたね。ゲストの方の話をじっくり聞けたり、放送にのっていない部分でも情報を入れたりできるので。そういう“カフが上がる”前のテンションでできた面白いこと、お話をどう出すかというのも、収録ならではかなという感じですね。ちょっとラジオっぽい話ですが(笑)。
【ムサ・イクロー】 ええ話やん!
――ムサさんとイクローさんがいて、ワタナベフラワーの3人が揃うこそのよさもあるのでは?
【クマガイ】 そうですよ! 正直、僕は特にそう思っています。ちょっと毒を吐いても、毒にならないというか。ひとりで毒を吐いて変な空気になったら、「冗談!冗談!」とか、1番面白くないことを言わなあかん。“なーんちゃって感”をひとりでやらなあかんのは、寒いじゃないですか。
【ムサ】 取り戻せないですもんね、ひとりではね。
【クマガイ】 でも、2人がいれば、それが面白くなっていく。ひとりやったら無理。2人でも、どっちかがちゃんとしようとしすぎて、こうはならないかも。今は、わりと全員があまりちゃんとしていない(笑)。なのに、それがなんとなくまとまっていく。3人だと、誰が進行するとか、誰がぐちゃぐちゃになるかとかも、その時その時で違う感じです。とは言いつつ、みんな、隙を見て、ぐちゃぐちゃって面白くしよう、「なんかしたろ!」みたいなのはあるかな。それはもう長い付き合いなので。だから、バンドのライブのステージでのしゃべりに近いものがある感じですね。