今も昔も変わらずある“若者たちの流行”。我々大人達から見ると「なんだそれ?」と思う事も多いですが、かつての大人達もそのように我々の流行りを見ていたのではないでしょうか。それらの出どころはというと……昭和や平成初期あたりならCMや映画・ドラマ・テレビ番組などで使われた言葉やモノの影響力が強かったように思いますが、現代ではYouTubeやSNSなどから発信された情報が多くなっています。
2023年12月「Z総研2023年下半期トレンドランキング」が発表され、全国の中学生・高校生、18歳〜28歳までの2,810名からのアンケートによってZ世代の間で「流行した言葉」判明しました。今回はそれらの中からいくつか紹介します。
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【1位】ひき肉です
登録者数150万人を超える中学生人気YouTuberの「ちょんまげ小僧」。そのメンバー「ひき肉」さんのあいさつで使われるフレーズです。特徴的な挨拶の仕方や真似のしやすさから話題になりました。
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【2位】なぁぜなぁぜ?
TikTokを中心にSNS上で「○○なのに△△なの、なぁぜなぁぜ?」というフレーズが若い女性の間で大流行。日常で起こる矛盾であったりネガティブな事について皮肉的な言い回しで問いかける様子の動画がたくさん投稿されました。たとえば“夫の帰宅を待つ妻”というシチュエーション。「夫の帰りに合わせてご飯を作っていたのに先にお風呂に入るの、なぁぜなぁぜ?」というように使われます。
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【3位】ヒス構文
お笑い芸人・ラランドのサーヤさんがYouTubeで「母親がよく使うヒス構文」として紹介し話題になった。ヒステリックになって相手に罪悪感を抱かせるような構文の事をいいます。
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【4位】犬系彼女
号泣する彼女を彼氏が慰めている「犬系彼女が泣いてしまった」というカップルYouTuberの動画投稿が流行。犬の様に甘えているような様子と彼女の泣き姿が話題になりました。
![](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2023/12/%E7%8A%AC%E7%B3%BB%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%A3%E3%81%A6%EF%BC%9F.png)