資産運用のコンサルティングを行う企業の代表が、ラジオ番組に出演。これからのお金の未来について語りました。
ラジオ番組『セケンテー/ぼくらは囚われない』(ラジオ関西)に出演したのは、株式会社Japan Asset Managementの代表取締役を務める堀江智生さんです。
大学卒業後、野村證券に新卒入社した堀江さん。8年勤務したのちに退職し、現在の会社を設立。同社では、個人を対象とした資産運用のコンサルティングを行っています。
堀江さんによると、最近は退職者からの相談も多いそう。「2000万円の退職金でこれからの40年を生きていかなければならない時代に突入している」と説明したうえで、「退職金を取り崩していくと連鎖してなくなってしまうので、少し伸ばせるという意味も含めて運用を勧めている」と語りました。
自己投資については、「やるべきことが決まっているわけでもない。世界経済は成長しているので、銀行に預金しておくぐらいであれば投資をしたほうが効率はいいんじゃないかな」とコメントを残しました。
2024年の金融事情について、堀江さんは「間違いなくアメリカの金利は下がる」と断言。そのうえで、「パフォーマンスの出る資産を持つことが1番いいかな、と思っている。セオリーで言うと、債券です。アメリカの債権、なおかつ期間の長い債権はいわゆるキャピタルゲームも狙えると考えます」と、自身の考えを述べました。
「資産運用は世の中でもっと広まるべき」と強調した堀江さん。今後の展望については、「日本に残された最後の資源は、お金しかないと思っている。 マクロの視点で見れば、もっと運用にお金が回るべきだと思っているので、そういった未来を少しでも作っていけたら」と語りました。
※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2024年1月20日放送回より
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『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティーを務める。