神戸・南京町『春節祭』勇壮な獅子舞、活気とにぎわい運ぶ 春はもうすぐ!神戸から能登へエールも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・南京町『春節祭』勇壮な獅子舞、活気とにぎわい運ぶ 春はもうすぐ!神戸から能登へエールも

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 神戸の中華街・南京町で中国の旧正月を祝う「春節祭」が、12日まで3日間開催される。

神戸に春の訪れ 南京町「春節祭」<2024年2月11日 午前10時51分撮影>
春節祭にちなみ、南京町とフェリシモのコラボ・ロゼワイン「PINK LION」の特別販売も

 春節祭は1987年から開かれ、今年で36回目。昭和天皇崩御(1989年)と阪神淡路大震災(1995年)の2回は中止となった。1997年には、神戸市の地域無形民俗文化財に指定された。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021~22年はオンライン配信するなど規模を縮小していたが、昨年(2023年)からは“リアル開催”となった。

「変臉(へんれん)」変面とも呼ばれ、一瞬にして顔の面が変わる中国・四川地方の伝統芸能<2024年2月11日午後 神戸・南京町> ※2/10、11のみ
巧みな技術とからくりは「中国の国家機密」とも……

 ステージでは役者の面が一瞬で変わる変臉(へんれん 変面とも ※2月10・11日のみ)や獅子舞などを楽しむことができる。昨年に引き続き、豪華賞品の当たる「ポチ袋くじ(250円)」、南京町の28店舗で本格中華の特別メニューを味わえる「迎春餐&福袋(2024円)」などを販売している。

 昨年、3年ぶりのリアル開催時より多くの人出でにぎわう南京町。曹さんは、その中心・南京町広場にほど近い「老祥記」の3代目でもある。豚まん(肉まん)が大人気の老祥記。春節祭では長蛇の列が予想されるため、通路が大変混雑することは避けられない。そこで曹さんはある決断をする。「3日間、老祥記は南京町の店頭で営業しない」。

豚まんが人気の「老祥記」春節祭の3日間は大丸神戸店で臨時販売に切り替え、混雑を回避
出来上がった豚まんは、スタッフが休む間もなく売り場へ運び出す

 その代わり、南京町の東にある大丸神戸店で臨時販売することに。ホクホクに蒸しあがった豚まんは、丁寧に包装紙に包まれ、スタッフが何度も往復して運んでいる。
 春節祭を統括する責任者でもある曹さんは、ラジオ関西の取材に対し「せっかく来たいただいたお客さんに、いつもの場所で商品をお分けできないのは心苦しいが、混雑が予想される中、春節祭を楽しむ方々に、もしものことがあっては元も子もないから」と、早くから危機管理の重要性を説いていた。


◆南京町オフィシャルサイト 神戸の中華街・南京町へようこそ!


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