酒米「山田錦」発祥の地とされる兵庫県多可町で23日、『多可町日本酒フェスタ』が開催される。同町ゆかりの16蔵が試飲・即売会を行うほか、酒の肴や町内の特産品の販売、抽選会、スタンプラリー、ステージなどが展開される。会場は多可町文化会館(ベルディ―ホール)。
試飲・販売会には、多可町産山田錦でつくられた全国16蔵43銘柄が集結。石川県の加賀鳶(福光屋)、富山県の満寿泉(桝田酒造店)、秋田県の酔楽天(秋田醸造)・まんさくの花(日の丸醸造)などを楽しむことができる。
試飲は100円からで、先着300人には11枚つづり1000円のチケットも用意。なお、試飲チケットは前売りも行われており、多可町産業振興課、ベルディ―ホール、多可営農経済センターで、22日(木)までの午前9時から午後5時まで販売する。
会場ホールや噴水広場には、地元ゆかりの店・団体などが出店する17のブースが並ぶ。播州百日どりを使った焼き鳥、丼やおつまみ、全国的な人気を誇る「マイスター工房八千代」の巻きずしのほか、山田錦の米粉で作ったシュークリーム、食パン、スコーンやクッキーなどのスイーツまでさまざまなグルメがそろう。また、山田錦の生産者や酒蔵の写真展も行われる。
抽選会は、アンケートに回答することで参加できる。同じく山田錦の産地である兵庫・加西市に本社を置く「アラジン」のトースターをはじめとした景品が当たる。また、子ども限定のスタンプラリーも実施するなど、お酒を飲まない人も楽しめる企画もある。
ステージでは、フォーク歌手の高石ともやさんによるコンサート(一部:午前10時から11時10分、二部:午後12時30分から1時10分)、鏡開き・ふるまい酒(午前11時30分~)、ダンスパフォーマンス(午後1時30分~)が予定されている。
情報は、多可町の公式ホームページにも掲載されている。