京阪ホールディングス(HD 本社・大阪市中央区)とモーター製造大手・ニデック株式会社(旧・日本電産 本社・京都市南区)は19日、京阪グループの 京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営 運営する「京都タワー」(京都市下京区)のネーミングライツをニデックが取得したと発表した。
名称は2024年4月1日から「ニデック京都タワー」となる(これまで単体で「京都タワー」と表現していた呼称に対して有効 英字表記 Nidec Kyoto Tower)。
ネーミングライツ(命名権)の契約期間は2029年3月31日までの5年間。取得にかかる契約金額は非公表としている。
ニデックは1973(昭和48)年、現会長の永守重信氏が京都で創業。50周年を迎えた昨年(2023年)4月、日本を代表する世界的な企業になるという目標を掲げ、社名を日本電産から変更した。
京都タワーは1964(昭和39)年12月に開業、今年(2023年)に60周年の“還暦”に。
海に面していない京都市街地を照らす灯台をモチーフとして、京都駅前のランドマークとして長年親しまれている。京阪HDは2030年以降にタワーを再整備する計画で、契約金はその費用にも充てる。
ネーミングライツについては、京都に根ざした企業としてともに地域を盛り上げようと、ニデックと京阪HDが合意した。
「ニデック京都タワー」に名前が変わる4月1日は、ニデックのコーポレートカラー・グリーンに点灯する。
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2024年春から夏にかけて、関西の主要都市、神戸・大阪・京都のタワーが変わる。
大阪・新世界の「通天閣」(大阪市浪速区)では、昨年(2023年)9月、ネオンを全面LED化。さらに体験型アトラクション「Dive&Walk(ダイブ&ウォーク)」の新設を含めたリニューアル工事が進む。完成は5月で、オープンは初夏の予定。