柳澤吉里の郡山城入城と金魚伝来300年の節目となるだけでなく、今年で市制70周年を迎えたこともあり、活気づく金魚とお城のまち・奈良県大和郡山市。かつての城主・豊臣秀長が再来年の大河ドラマ主人公に決定したこともあり、さらに注目を浴びている城下町は、いま、ふるさと納税での支援を呼びかけ中。そのなかで、返礼品となる地元の特産品では、イチゴとともに、もう1つの「ことか」が脚光を浴びています。
「ことか」といえば、奈良県生まれのイチゴ「古都華(ことか)」が有名で、市内の農家で栽培・生産されたものは、ふるさと納税返礼品の人気商品です。
スポットライトが当たっているもう1つの「ことか」は、奈良・大和郡山の革靴メーカー7社が共同で開発し、各社が商品ごとに分担して製造を担当している革靴ブランドの「KOTOKA」です。
日本の古都・奈良にちなんで名付けられ、古都の靴という意味を持つ同ブランドは、2020年春に発売開始。その革靴は、選りすぐりの日本の革を使い、できる限り縫い合わせのない一枚の革で制作。履き心地は軽やかで履きやすく、天然の革が持つ良さを感じられ、性別問わずに好評とのことです。
大和郡山市は長年、紳士靴、特にビジネス靴を中心として様々なタイプの革靴が生産されてきた、日本有数の革靴産地。ブランド「KOTOKA」には革靴の産地であることを知ってほしいという思いも込められています。
販売など詳細については、「KOTOKA」の公式サイト、大和郡山市のふるさと納税や返礼品の概要は同市の公式ホームページに、それぞれ掲載されています。