休日に家族や友人で出かけることが増えるこの季節。みんなで集まってのBBQをする人も多いのでは? しかし、せっかく楽しいひとときも食材を焦がしてしまっては残念な気持ちが残ります。そこで、BBQでの焼き方や味付けについて「大蔵海岸BBQ ZAZAZA」を運営する、株式会社バーベキューアンドコーの広報室長・大角毅さんに聞きました。
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大角さんによると、牛肉・野菜・海鮮のそれぞれに調理方法や味付けのポイントがあるとのこと。
【牛肉】高温で短時間焼くことがポイント。まず強火で表面を焼き、旨味を閉じ込めます。その後、中火にして好みの焼き加減に仕上げることがおいしく焼くコツ。塩胡椒でシンプルに味付けすることで、肉の本来の風味を楽しむことができます。
【野菜】火の通りが均一になるように切ることが大切です。ピーマンやズッキーニは薄切りにし、火の通りやすいものと一緒に焼くと良いとのこと。また、焼く前に少しオリーブオイルをかけると、香ばしく仕上がるそう。
【海鮮】まずこだわるべきは“鮮度”なのだとか。エビやホタテは直接火に当てると硬くなりがちなので、アルミホイルで包んで蒸し焼きにするのがベスト。魚介類は焦げ付きやすく、BBQ調理が難しい食材とされています。網をしっかりと油でコーティングすることがポイントです。
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コツを覚えておくだけでクオリティがグンと増すBBQ。まだまだ続く夏シーズン、ためしてみるといいかもしれません。
(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年8月7日放送回より