夏も終盤ですが、今年の夏の旅先として人気が高かったのがお隣の国、韓国です。大手旅行会社による「今年の夏休みの海外旅行先」トップ10(※1)には、韓国の都市が2つ入りました。1位にソウル、6位にランクインしたのが釜山(プサン)です。特に釜山は最近SNSでも注目度がアップ。そこで、釜山のおすすめスポットやグルメについて、来たる次の旅シーズン・秋にかけてシリーズでお届けします。初回は、2種類のレトロかわいい観光列車も話題の「海雲台(ヘウンデ)」の魅力です。
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釜山は、韓国の南東部に位置する韓国第二の都市です。港町として栄えてきた釜山は、美しい景色を楽しめる海水浴場や、摩天楼が並ぶマリンシティ、そして都市的な面だけでなく、活気あふれる伝統市場など、昔ながらの情緒も味わえるなど多彩な魅力を備えています。
そんな釜山が擁する、韓国きってのビーチリゾートといえば「海雲台(ヘウンデ)」。元々、釜山を代表するビーチとして人気の海水浴場だったのですが、複合文化芸術スペースで夜景スポットとしても人気の「The bay 101」などに加え、2020年に2つ新たな施設がオープンしたことにより再度話題になりました。
一つ目は「BUSAN X the SKY(プサン エックス ザ スカイ)」です。釜山の新ランドマークとして注目されており、ソウルのロッテワールドタワーに次ぐ韓国第2位の高さを誇ります。98階から100階に位置する展望台からは、ビーチや都市の夜景、釜山の名所の数々を一気に見下ろせます。
もう一つは、SNSでも話題になっている、海沿いを走る観光列車「海雲台ブルーラインパーク」です。旧東海南部線の廃線区間を一部再開発したもので、海沿いの景色を眺めながら移動します。
海雲台ブルーラインパークの車両は2種類。全て海側を向いた座席でオーシャンビューを楽しめる「海辺列車」は一度に30人以上が乗れる大きさで、外観もインテリアもモダンレトロなデザインとなっています。