「おうち時間」に、プロのサンドイッチの味を 兵庫・たつの | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「おうち時間」に、プロのサンドイッチの味を 兵庫・たつの

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 新型コロナウイルスの感染拡大にともなう自粛のなか、家にいることが多くなっている。そのなかで、家庭で手軽に本格サンドイッチを作ってもらおうと、たつの市内の喫茶店が、店で出すサンドイッチのパンと特製マヨネーズの販売を行っている。

 この店は「SATURDAY SUN(サタディサン)」。たつの市にある赤とんぼ文化ホールのすぐそばにあり、1999年4月に開店して以来、多くの地元の人に愛されている。

(写真:上吉川祐一さん提供)
SATURDAY SUNの外観。そばには赤とんぼ文化ホールがある(写真:上吉川祐一さん提供)

 新型コロナの影響で、店内で過ごす人は減っているそうだが、食パンやサンドイッチなどを買って帰る人は多い。

 店のおススメは自家焙煎したコーヒー。常に焙煎したてのコーヒーを出すのがモットー。サンドイッチも人気メニューで、具材は10種類以上、フルーツサンドが一番人気。食パンも毎日10種類、手作りしている。地元・たつのの豆腐店のおからや、生豆乳を使ったものをはじめ、姫路の老舗店のみりんを用いた食パンは根強い人気を誇る。

 今回、サンドイッチ用として販売しているのはそのうちのひとつ「豆乳食パン」。水分が多く、もちっとした食感が特徴だ。新型コロナの影響で3月からの学校休校ともない、「食パンをサンドイッチ用に薄く切ってほしい」という要望が増えたことや、家庭で一緒にサンドイッチを作る時間を提供できればと思い、販売を始めた。

(写真:上吉川祐一)
写真:上吉川祐一さん提供

 同時に販売を始めたマヨネーズは店の特製。マスタードにこだわり、「神戸ワインマスタード」というマスタードシード(ペースト状の調味料)を使用。これをベースにブレンドしたもので値段は10食分で250円。この食パンとマヨネーズを使うことで、プロの味を家庭で楽しむことができる。

 店の代表を務める石原功大さんは「どこにでも簡単に手に入る食材と調理方法でサンドイッチができる。ウチのパンやマヨネーズなら、どんな食材にでも合います」と話す。

 購入したお客さんからは「家でもおいしいものができた」「子どもが一緒に手伝ってくれた」などの声が寄せられた。


SATURDAY SUN(サタディサン)
住所 兵庫県たつの市龍野町富永
営業時間 8:00〜18:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業)
電話 0791-63-1999

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