吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐ（とんず・一色といろ）が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『Clip』火曜日（ラジオ関西）で、友人の身に降り掛かったという恐ろしい離婚騒動について語った。
先日開催した単独ライブで「私の親友が離婚しまして〜」から始まる漫才を披露していた、はるかぜに告ぐ。実際に、数か月前に結婚したばかりだったとんずの親友・Aさんが離婚したという事実を明かした。
Aさんと元夫の結婚生活はわずか2か月程度。とんずによると、「結婚してから、Aの周りですごくいろんなことが起きた」のだという。
Aさんの身に起きた最初の事件は、Aさんの当時の夫・BさんのカバンにGPSが入っていたこと。このGPSは、接客業に就いているというBさんの“気合いの入ったお客さん”が忍ばせたものだったという話しで、この時点で夫婦の間にいさかいが起こったそう。
さらに、Aさん夫婦の自宅に空き巣が入るという事件が発生。Aさんは「絶対に、GPSを入れたあのお客さんが犯人だ」と疑うも、玄関に取り付けた監視カメラにはあやしい影は映らず、証拠がつかめないまま2〜3度も空き巣に入られてしまったという。
また、時を同じくして、当時の夫・Bさんが自宅の鍵を紛失。GPSを入れられた時期と同じタイミングでなくなったため、例の客に鍵を盗まれたのではと考え、夫婦はその客を警察に突き出し、ようやく解決の兆しが見えたそうだ。
しかし、恐ろしいのはここから……。
ここまでの出来事をそばで見守ってきた親友・とんずに、Aさんが伝えた言葉は「離婚するわ」の一言。「なんでなん!?」と驚くとんずに、Aさんは「空き巣の犯人、ダンナやってん」と明かしたという。
実は、Aさんの元夫・Bさんは勤め先をクビになり、仕事に行くふりをしてギャンブル三昧の生活を送っていたのだとか。空き巣はもとから出まかせで、実際にはBさんがAさんのバッグや洋服を持ち出し、古着買取店に売り払ってお金に替えていたのだ。
この事実が発覚したきっかけは、Aさんのパチンコ好きの知人から「そういや、ダンナさんめっちゃパチンコ屋で見るわ」と聞かされたこと。Bさんにギャンブルの趣味があることを知らなかったAさんが、夫の行動をいぶかしがり始めると、ここから芋づる式に不審な行動が発覚し、これまでの嘘が明らかになっていったという。
例えば、Bさんが「駅の改札に肩をぶつけて骨折したかも」と大袈裟に痛がってAさんを心配させたのち、スタスタと競艇場に向かっていたというエピソードや、空き巣に入られた際にお気に入りのバッグを盗まれて落ち込むAさんに「また買ってあげるから」とその場でショッピングサイトの情報を調べていたという逸話のほか、“ものすごい金額だ”と聞かされていた大きな石が付いた結婚指輪もニセモノで、Bさんが「人生でこんな買い物するの初めて、Aのために頑張った」と流した涙も嘘だったとのこと。
