後世にきれいな地球を残す “地球を守るドクター”の活動と計画 「日々の行動でCO2排出量を削減」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

後世にきれいな地球を残す “地球を守るドクター”の活動と計画 「日々の行動でCO2排出量を削減」

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 環境・省エネに特化した会社の代表がラジオ番組にゲスト出演し、環境問題への取り組みについて持論を展開しました。

テスホールディングス株式会社の代表取締役社長・山本一樹さん

 地球温暖化対策としてエネルギー問題の解決に取り組んでいる、テスホールディングス株式会社(大阪市淀川区)。同社で代表取締役を務める山本一樹さんは、「9月になったら大丈夫かなと思ってゴルフに行ったのですが、(気温が)35℃。命の危険を感じる暑さだった」と、晩夏にも続く酷暑には驚きの様子。

 温暖化のおもな原因は二酸化炭素の増加だという、山本さん。これを解決するためには、「化石燃料の使用量削減と、省エネルギーおよび再生可能エネルギーの推進が重要」といいます。

 日本政府は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、2030年までに温室効果ガス排出量を2013年比で46パーセント削減することを目標として掲げています。

 この目標を達成するためには、工場やホテル、病院など、エネルギー消費量の多い施設での取り組みが不可欠だと考える山本さんは、これらの施設に対して脱炭素化の提案を行っています。

 地球環境の悪化を抑制する使命感を語る山本さん。自社の役割を「地球を守るドクター」と表現し、「環境問題への取り組みは、後世にきれいな地球を残すことにつながる」と説明。長期的な視点で環境問題に取り組むことの必要性を訴えました。

 山本さんは、同社での環境問題への取り組みの一例として、ペットボトルの使用削減をすすめているとのこと。社内にウォーターサーバーを設置し、従業員にマイボトルの使用を呼びかけているそうです。

 また、日常生活においても環境への配慮を心がけ、できる限り徒歩や公共交通機関を利用するなど、「日々の行動を通じてCO2排出量の削減に努めている」(山本さん)。

 同社では今後、新たに蓄電池事業とインドネシアでの資源循環事業に注力していく方針。そのうち、蓄電池事業では、「再生可能エネルギーの不安定性を補完し、電力需給のバランスを整えることに貢献する」と説明し、家庭用や災害対策用としての需要増加にも期待を寄せているとのことです。一方、インドネシアでの事業においては、「パームオイル産業の廃棄物を燃料として活用し、発電を行う循環型モデルを構築する」といいます。

 山本さんは今回のラジオのオンエアで、環境への負担を減らし、SDGsに即した事業を目指す思いについて力説していました。

※ラジオ関西『アスカツ!』より

テスホールディングス株式会社の代表取締役社長・山本一樹さん(写真中央)、番組パーソナリティーの中田仁之(同左)、西岡詩穂(同右)

(2024年9月28日放送回)

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『アスカツ!』(ラジオ関西 毎週土曜午後8時30分~)
アスリートに特化したビジネススクール「Athletes Business United(R)(ABU)」学長の中田仁之とフェンシング元日本代表・2大会連続五輪出場選手である西岡詩穂がパーソナリティ。アスリートをゲストに迎えてさまざまなトークを展開する。
【番組公式Twitter】

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