神戸のわくわくロックンロールバンド・ワタナベフラワーがパーソナリティーを務めるラジオ番組のなかで「不幸話」をテーマにリスナーからのメールを募り、数々の“悲しい思い”にそっと寄り添った。
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【不幸! 自転車のベルの調子が悪くて……】
この投稿者は、自身の自転車のベルの調子が悪く、ちょっとした段差でチリンチリンと勝手に鳴ってしまうという。先日、自分の前を怖そうなおじさんが走っていて、デコボコ道でベルの音が止まらず「しつこい!」と怒鳴られたのだとか。そのおじさんは某ボクサーのパパににそっくりでめちゃくちゃ怖かったそう。ワタナベフラワーは「一番怖い。おやじ界隈でトップレベルの怖さ」と共感した。
【不幸! コンビニバイトのクセ】
コンビニバイトの経験があるリスナーからは、ちょっぴり恥ずかしいエピソードが寄せられた。他店舗に客として訪れたにもかかわらず自動ドアが開いた瞬間、「いらっしゃいませ!」と言ってしまったのだとか。「これは恥ずかしいよね」とメンバーは共感しつつ、話題は“バイト先の独特な習慣”へ。ギターのイクローが一時期バイトしていたドラッグストアでは「目についた商品の名前と値段をとにかく叫び続ける」という習慣があったそうで、口が動いていないと先輩から怒られたという。「ただね、朝の時給が良かった」とイクローは当時を振り返った。
【不幸! 食事制限がきつい】
ダイエットに励むリスナーからは「食事制限での空腹がきついです。食べ物のことを考えないようにするにはどうしたらいいですか?」というメールが届いた。これに対してメンバーは「難しいなー」と悩みつつ、ボーカルのクマガイタツロウから「ご飯を忘れるぐらい夢中になれることを見つける」という提案が。「小学生のときはご飯を忘れてゲームをしていたし、若い頃はご飯を忘れてギターを弾いていた」と自身の経験にもとづきアドバイス。最後は「ダイエットは短期決戦しようとすると大変。ゆっくりやったらいいと思いますよ」と寄り添った。
【不幸! パソコンのデータ消える】
「寝る前にデータを整理しようとパソコンを起動させたら急に画面が真っ暗に。いろんな音源やデータが消えてしまった」という、相当悲しいエピソードが寄せられた。「この気持ち分かるわ」とイクロー。以前、店舗にてスマートフォンの機種変更をした際に、追加料金を払ってデータの移行をお願いしたのに失敗。娘が2、3歳のときの写真がごっそり消えてしまった……という切ないエピソードを披露。店側の返金対応はあったものの「お金は店舗まで取りに来てください」と言われ、「なんでこっちが取りに行かなあかんねん!」と腹が立ったという。メンバーも「パソコンのトラブルはストレス。なんとかうまくいく方法はないのか」と嘆いていた。
※ラジオ関西『Clip水曜日』11月13日放送回より