海遊館『グレート・バリア・リーフ』リニューアル!リアル生態系は“鮮やか、映えスポット” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

海遊館『グレート・バリア・リーフ』リニューアル!リアル生態系は“鮮やか、映えスポット”

LINEで送る

この記事の写真を見る(18枚)

 海遊館(大阪市港区天保山)で「グレート・バリア・リーフ水槽」が11月28日、リニューアルオープンした。

リニューアルした海遊館「グレート・バリア・リーフ」水槽<2024年11月28日 9時51分撮影・大阪市港区>
オープニングセレモニーのテープカット「いのちの誕生と死を知る機会に」<2024年11月28日 9時15分撮影>

 オーストラリア北東沿岸域に広がる世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」の環境を再現した海遊館の重要な展示のひとつ。"サンゴの生命力"をテーマとしている。

海遊館「グレート・バリア・リーフ」水槽 "サンゴの生命力"をテーマに一新された<2024年11月28日 10時16分撮影>

 1990(平成2)年の開業以来、初めてのリニューアルで、昨年(2023年)5月から公開を休止していた。

 リニューアルにあたり、飼育員が現地の海を潜水調査し、水深ごとに異なるサンゴの種類や見え方を確かめ、水深7.5メートル、横幅11mの水槽にサンゴ礁で暮らす生物約3500点を展示している。

 3つのフロア(4階~6階)で構成される「グレート・バリア・リーフ水槽」。

 4階は「死と再生」、5階は「成長と自壊」、6階は「生物多様性」をテーマに展示されている。

 太陽光を浴びて成長するサンゴは、同じ海域でも水深によって様々な一面を見せる。

 現地で調査した飼育員は、死んだサンゴの上に、新たに別種のサンゴが成長している姿を見て、サンゴどうしのせめぎ合いを感じたという。さらに、太陽光を求めて木のように伸びていくサンゴや、大きくなりすぎたサンゴが、重みや海流などの影響で崩れてしまうなど、リアルな姿に触れた。

LINEで送る

関連記事