「使うのがもったいない!」と思ってしまう石けんがあることを知っていますか? じつはいま、まるで宝石のようにきれいにカットされた色とりどりの石けん「宝石石鹸」がSNSで話題なんです。同商品を販売しているホームページを見てみると、どれも売り切れになっているほどの人気ぶり。
職人さんの手で一つひとつ手作りしている森石鹸の代表・森さんに話を聞きました。
――「宝石石鹸」はいつから販売している?
【森さん】 もともと、コールドプロセスという製法の石けんを制作していたのですが、同商品は見た目が派手で華があることから2年ほど前から作りはじめました。当初はほとんど1人で手作りしてましたが、同商品が人気になったため現在は石けん職人のパートさんたちと制作しています。
――なぜ人気になった?
【森さん】 もともと他社さんなどでも作られていて人気でしたが、森石鹸の公式TikTokの動画が人気になってから販売数もすごく増えました。私自身、動画を見るのが好きなので試しに商品を作っている様子を去年の夏ごろに投稿したところ、思いのほか皆さんに見てもらえました。
――どんな種類がある?
【森さん】 春夏秋冬それぞれで2種類ずつ作っており、四季のある日本ならではの季節を感じられる香りや見た目を意識して作っています。今年ですと、春はサクラとミモザ、夏はフルーツポンチとモヒート、秋は紅茶とイチジク、冬はリンゴとプリズムを制作しています。
季節特有の香りが好きなので、その時期に嗅ぐと思わずワクワクするような香りを選んでいます。