新シーズンを始動した、サッカー・J1のヴィッセル神戸。始動日と新加入選手&ユニフォーム発表会を取材したラジオ関西のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』パーソナリティー・芥田愛菜美さんが、その模様をレポートします。
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1月8日(水)の新チーム始動日、私もメディア公開練習の取材のため、ヴィッセルの練習拠点であるいぶきの森球技場に行ってきました。当日は好天に恵まれ、1月にしては暖かいなと感じられたなか、始動日ということもあって、あまり選手たちに負荷をかけないような、どちらかというとウォーミングアップ中心のトレーニングに。それでも、久々に集まってサッカーをできるのがすごく楽しそうな雰囲気が選手たちから伝わってきました。
始動日には今シーズンの背番号も発表され、MF齊藤未月選手が5番、MF佐々木大樹選手がクラブのエースナンバーとされる13番に。DF初瀬亮選手は海外クラブへの移籍のための交渉中、MF森岡亮太選手の去就は未定ということで、このあたりは今後の発表を待ちたいなと思います。
練習後の囲み取材の際、選手たちはJ1リーグ戦など試合が楽しみという話をされていたのですが、それとともに、「まずはしっかりキャンプで力をためて、試合に向けて身体づくりをしていきたい」と、準備を大切にする思いも述べていました。
一方、1月13日(月)には「ヴィッセル神戸 30周年~2025新加入選手・ユニフォーム発表会~」が神戸・ハーバーランドの神戸新聞松方ホールで開催されました。
余談ですが、この取材に伺ったとき、ヴィッセルのファン・サポーターから、11日に発表した私の結婚に関するお祝いメッセージや拍手もいただき、本当にありがとうございます!
さて、阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日がクラブの始動予定日だったヴィッセル神戸。今年でクラブ創立30周年を迎えます。これまでの歴史をたどる映像からスタートしたイベントでは、早速、クラブ30周年のロゴが発表されました。
「初年度から大事にしている白と黒の縦縞のストライプを基調にし、現在のクラブカラーであるクリムゾンレッドの円を中央に模した。同時に日の丸を表現しており、本年度アジア・世界に向けてさらに羽ばたきたい、日本を代表して戦いたい、日本を代表するクラブになりたいという強い想いを込めたロゴになっている」と説明したのは、クラブを運営する楽天ヴィッセル神戸株式会社の千布勇気代表取締役社長です。
震災30年という節目の年になりますが、千布社長からはチャリティーマッチなど震災関連イベントを通じて「震災の怖さや学びを風化させないように地域に貢献していきたい」という話もあり、サポーターとして、ヴィッセルに関わる1人としても、改めて防災への意識を高めていくとともに、普段の試合のみならずチャリティーマッチなどのイベントも盛り上げていければという思いになりました。