プロポーズというと、ケースをパカッと開けて指輪を渡すのが定番のシチュエーションと考える人も多いのではないだろうか。
フリーアナウンサーの清水健と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーをつとめるラジオ番組内で、「プロポーズ時に渡したいプレゼント」のランキングを紹介した。
ランキングを実施したのは、結婚相談所「ZWEI(ツヴァイ)」が運営する「ツヴァイ婚活研究所」。独身男性419人を対象に、複数回答可能という設定で行われた。
プロポーズのプレゼントとして、「指輪」(82.6パーセント)がと全世代で最も多く選ばれ、次いで「ネックレス」(16.4パーセント)、「花」(16.2パーセント)がランクインする結果となった。
「指輪」が全世代から圧倒的な支持を得ている通り、米舞も「プロポーズされるなら指輪が欲しい」ことを明かし、「パカッとしてもらうのには憧れがある」と述べた。
1位と2位にアクセサリーが選ばれているのに対し、3位にランクインした「花」。プロポーズ時のプレゼント選びにも、多様な選択肢が広がっていることの表れといえるかもしれない。
花を選んだのは、若い世代から60代以上までの幅広い世代。特別な場面での演出アイテムとして、プレゼントに花を添える習慣が定着しつつあることが伺える。また同時に、プロポーズにおいても“演出”が重要視されているのかもしれない。
清水自身は、「花をプレゼントするのはちょっと恥ずかしい」と思うそうで、「多くの場合一生に一度となるプロポーズのプレゼントには、やはり指輪がいいのでは」と持論を展開した。
憧れのシチュエーションについて尋ねられた米舞は、「特別な感じじゃなく、普段の日常的なときに『結婚しようか』と言ってほしい」と回答。そのうえで、「予想だにしていないところで(指輪を)パカッて(してほしい)」と付け加えたことから、やはり指輪は必須のようだ。
「プロポーズ経験者の清水はどうだったのか」と尋ねられると、照れくさそうにしながらも「ご飯を食べているときにおもむろに婚姻届を出して、『ちょっと書いといて』と言いました」と当時を振り返った。
指輪については、「サイズとかがあるから一緒に買いに行った」とのことで、プロポーズ時にはプレゼントはなかったのだそう。