三井住友銀行や住友商事、住友林業など住友グループ19社で構成する「住友EXPO2025推進委員会」が1月23日、大阪・関西万博に出展するパビリオン「住友館」を報道陣に公開した。
テーマは「さぁ、森からはじまる未来へ」。
パビリオンは2024年12月27日に完成。住友グループが保有する「住友の森」(愛媛県新居浜市)で育てたヒノキ約1000本を資材として利用した。
外観デザインは、400年以上前に住友グループの礎を築いた別子銅山にちなみ、四国の山の峰々が連なる姿に着想を得た。
エントランス周辺の外壁には、1970年大阪万博と同時期に植樹した「50年物」のスギを桂剥きにして積み重ね、樹木の年輪や大地の地層を表現した。これらの木材は万博閉幕後、再利用を視野に入れる。
来場者はランタンを持ち、その森をめぐるインタラクティブプログラム「UNKNOWN FOREST(アンノウンフォレスト)〜誰も知らない、いのちの物語」を楽しむことができる。
【住友館・オフィシャルサイト】
■住友館