兵庫県を中心に整骨院を展開する企業の代表がラジオ関西の番組に出演し、自身の事業理念や今後の展望について語りました。
兵庫県加古川市出身の粟田裕太朗さんは、小学校から高校まで陸上競技を続けたなか、度重なるけがに悩まされてきたといいます。そのとき、整骨院でのケア対応で感銘を受けた経験から、次第に「それを仕事にしたい」と思うようになり、柔道整復師の道へ。いまでは兵庫県を中心に整骨院21店舗(2025年1月時点)を展開する企業を運営しています。
事業拡大の背景は、地域社会へ貢献したい思いから。「自分の地元に恩返ししたい気持ちもありますし、元気にしていきたいなという思いで、地域でもっともっと拡大していきたい」と粟田さんは意気込みを述べます。
粟田さんが手がける整骨院は、「姿勢から綺麗に、美しく」がコンセプト。学生時代にけがをした経験をもとに、体の使い方や姿勢を意識したケアを実践しているといいます。
「私も学生のときにけがをして、そこのケアはもちろんして治るんだけど、スポーツをするとまた痛くなるというのがあった。やっぱりフォームなど、そういう(身体の)使い方から直さないとダメだなと思ったので、姿勢とかを意識した整骨院づくりをしています」
スポーツチームへのトレーナー派遣にも積極的な同院。「自分たちがスポーツしてきたというのがあるので、そこに携わりたいという先生は非常に多い」と、粟田さん。しかし、プロチームとの接点づくりの難しさも痛感しているそうで、「兵庫県にもたくさんプロチームがあるんですけれども、なかなかいけない」「普段患者様としか会う機会がないので、どうやったらつながれるのかなというのは日々模索しています」と、正直な思いを吐露していました。
今後の展望について、「ヘルスケア全般に関わっていきたい」と、粟田さん。介護や病院、独自のサプリメントなど、さまざまな分野で体に関連した施設や商品を提供したいと意欲を示しました。「健康がいろんなものの土台になっている」と語る粟田さんの言葉には、地域社会の健康づくりに貢献したいという強い思いが込められています。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年1月27日放送回より