神戸っ子はもちろん、多くの人に愛されている「神戸にしむら珈琲店」。神戸市内外に9店舗を構えますが、なかでも特別な存在なのが「北野坂にしむら珈琲店」です。神戸を中心に活躍するインスタグラマー・ウラリエが、特別な理由について取材しました。
ウラリエ自身、お茶をする際には「にしむら行こか〜」となるほど、神戸ではおなじみの存在である「にしむら珈琲店」。同店は、神戸北野のハンター坂に位置する、テーブルわずか3つの小さな珈琲店がはじまり。戦後の1948年、「誇り高き極上の一杯のコーヒー」を呈する、たったひとりの女店主が営んでいました。
1974年、「ゆったりとコーヒーを楽しみたい」というお客様の要望に応えるため、日本初の会員制喫茶店として開店したとされるのが「北野坂にしむら珈琲店」。多くの著名人が愛してきた店だといいます。その後、阪神・淡路大震災をきっかけに、一般のお客様も利用できるようになりました。
会員制としてオープンしたこともあり、創業者の自宅1階を改装してつくられた店内は高級感のあるインテリアが特徴。海外から取り寄せた調度品や自ら木彫した家具などが並び、いまも特別な雰囲気を感じさせてくれます。
室内には暖炉もあり、「周囲に並ぶ装飾もおしゃれで、ぜいたくで幸せな気分を味わえます」とウラリエ。「観光客にもおすすめしている」と話しました。
今回ウラリエが注文したのは、毎年楽しみにしているという「いちごサンド」です。「ふわふわパンに、甘すぎないクリーム。甘ずっぱいいちごのサンドに今年も再会できました」と大満足の様子。
「いちごサンド」と「ブレンドコーヒー」の組み合わせで、至福の時間を楽しんだようです。ウラリエいわく、「『いちごジュース』も頼んで“Wいちごセット”にするのもおすすめ」だそうです。
「いちごサンド」は、レトロなシルバートレイに乗せて提供され、サンドの隙間にはフルーツが盛り付けられています。ウラリエは、「毎年食べてもやっぱりおいしくて、幸せな気持ちになる1品」と太鼓判を押しました。ちなみに、同商品は期間限定だそうですが、春ごろまでは提供されるそうです。