旅行の交通手段といえば、新幹線や飛行機、車、バスなどさまざまですが、フェリーに乗って、普段とは少し違う空間で、ゆっくりと船旅を楽しむのもいいものです。関西からも、神戸や大阪と、四国・九州とを結ぶ航路がズラリと並びます。そこで、今回は関西を発着するフェリーの魅力をシリーズでお届け。シリーズ4回目で紹介するのは、神戸(六甲アイランド)・大阪(泉大津※現在欠航中)と、北九州(新門司)を結ぶ阪九フェリーです。
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「いずみ」「ひびき」「せっつ」「やまと」の就航船4隻がそろう阪九フェリー。ゆったりとしたプライベート空間が広がる客室は、洋室、和室など多様なニーズに対応しています。
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そのうち、神戸発着の「せっつ」「やまと」は、ウィズペットルームも備えており、ペットも一緒に旅を楽しむことが可能。専用ドッグランも併設されているので、愛犬ものびのびと船内時間を過ごすことができます。
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大浴場はもちろんですが、なんといっても阪九フェリーで魅力的なのは露天風呂。海風を感じながら癒されつつ、瀬戸内海の満点の星空やライトアップされた橋・街並みの夜景、早朝の大海原など、様々な景色を湯船につかりながら堪能できるのはたまらないですね!
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開放感があるレストランでは、九州各地より取り寄せた新鮮なブランド魚が提供されています。宮崎県黒瀬ぶり、長崎県産本マグロ、熊本県産みやび鯛など、有名産地のブランド魚が日替わりで味わえるのも魅力的です。
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