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ネガティブイメージの「茶々を入れる」←じつは「茶」には良い意味が含まれている!? その由来とは

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 水を指す意味として使われる、「茶々を入れる」という言葉。良い意味で使われることはないものの、「茶」という言葉には深い意味があるのだそう。

 関西を中心に活躍するフリーアナウンサー・清水健と、落語家・桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、「茶々を入れる」の由来など、「茶」にまつわる言葉について解説した。

「茶々を入れる」は、もともと「邪邪」という言葉が由来で、「邪邪」には「無茶なわがままをお願いする」という意味がある。後に濁音が取れる形に変化し、「茶々」へと変わっていった。

 この言葉に含まれる「茶」には、「正しい茶法」という意味がある。そこから派生し、「茶」には「物事を正しく行う」という意味が込められているのだという。

 たとえば、「お茶を濁す」は「正しい行いを濁す」。つまり、本質に向き合うことなく適当にごまかすという意味で使われる。

 また、「無茶苦茶」などもそのうちのひとつで、茶道に込められた「正しい行動」に反した言葉となっている。

 この由来を聞いた清水と米舞は、「おもしろい!」とコメント。普段使っている言葉に改めて深い意味があることに感心し、番組を締めくくった。

フリーアナウンサーの清水健
落語家の桂米舞(かつら・まいまい)

※ラジオ関西「Clip」木曜日より

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