神戸港ウォーターフロントエリアの新港第2突堤で建設が進められていた「ジーライオンアリーナ神戸(GLION ARENA KOBE)」が完成し、3日、竣工式が行われた。
ジーライオンアリーナ神戸は、関西最大級の1万人規模の多目的アリーナ。男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグ2部所属で、2026-27シーズンから「Bリーグプレミア」への参入が決まっている神戸ストークスのホームゲームが行われるほか、音楽ライブなど様々なイベントの開催が予定されている。


この日は竣工式が行われ、関係者が施設の完成を祝った。神戸市の久元喜造市長は「神戸にとって素晴らしい、新たなランドマークができた」とコメントし、また運営を担う株式会社One Bright KOBEの渋谷順代表取締役社長は「神戸の新たなにぎわいを作る拠点になってほしい」と期待を寄せた。

アリーナは7階建てで約1万人を収容する。外観は、「神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿」を、V字型の屋根で表現している。内部はコの字型に座席が配置され、どの座席からも見やすく臨場感を味わえるという。久元市長は「アリーナに足を踏み入れた際、圧倒されました」と話した。また、この日は神戸ストークスのロッカールームも初公開された。


ジーライオンアリーナ神戸は4月4日にオープン。翌5日と6日には神戸ストークスのホームゲームが行われる。
