2戦連続1-0勝利→首位浮上に貢献 INAC神戸のニューヒロインは“シャツイン”が特長の新鋭DF | ラジトピ ラジオ関西トピックス

2戦連続1-0勝利→首位浮上に貢献 INAC神戸のニューヒロインは“シャツイン”が特長の新鋭DF

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 女子サッカー・WEリーグのINAC神戸レオネッサは、ウインターブレイク明けの「2024-25 WEリーグ」2試合を連勝。勝点を30に伸ばし、首位に躍り出ました。その立役者となったのは、デビュー後、2戦連続で先発フル出場した18歳のセンターバック、高卒ルーキーDF太田美月選手です。INAC神戸や女子サッカーを応援するラジオ番組にも、ファン・サポーターから太田選手の奮闘を称えるメッセージが相次いで寄せられました。

 9日に行われた第13節のアルビレックス新潟レディースとの試合で、初めてアウェイ戦を経験した太田選手。GK大熊茜選手、DF三宅史織選手、土光真代選手、井手ひなた選手とともに、守備陣の一角として堂々とプレー。FW川澄奈穂美選手やMF滝川結女選手ら新潟L攻撃陣をシャットアウトし、前節に続く1-0の完封勝利に大きく貢献しました。

好ディフェンスで無失点勝利に貢献したINAC神戸DF太田美月選手(左、写真提供:WEリーグ)

 ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』には、ファン・サポーターから太田選手のプレーを称えるコメントが相次ぎました。

「MIPは守備陣で、太田選手。堅実な守りはもちろん、太田選手の働きのおかげで他のプレーヤーの幅が広がった。特に井手ひなた選手がいい感じでいかされていると思う」

「3月まで高校生の太田選手が、先週の試合を含めてスタメンをつかみ、守備の安定度が保たれているだけでなく、右サイドバックの井手ひなた選手が攻めに関与できることで、右からの攻撃の強さが守屋都弥選手不在でも出せるようになった。まだまだ模索段階かもしれないが、右からの攻撃はひとつの形ができつつある。攻撃力は後ろを守る選手の力が大事だということを太田選手が示している」

「それにしても太田選手は落ち着いていて、いい選手ですね~!」

「太田美月選手は今節も安定していてすごかった」

『カンピオーネ!レオネッサ!!』でパーソナリティーをつとめる元なでしこジャパンDF川上直子氏は、前回に続き、今回も太田選手を高評価。「さぼることなく、すごく真面目にポジションをしっかりととっている。身長もあり、存在感が大きい」と称えるとともに、「彼女のプレーを見ていると、緊張感を持って試合に入っているのが伝わってくる」と、あどけない10代の面影も感じているようでした。

 一方、サポーターからは、次のようなメッセージもありました。

「浜野まいか選手のようにシャツインでユニフォームを着る派だったんですね!」

 近年、ユニフォームシャツを中に入れてプレーするサッカー選手は男女問わず少なくなっており、女子選手だと元INAC神戸で、現在はイングランドのチェルシーFCウィメンでプレーするなでしこジャパンFW浜野まいか選手が有名。今回、新たな“シャツイン”ヒロイン、太田選手の登場で、プレーだけでなく、ユニフォームの着こなしにも注目が集まりそうです。

「シャツ(ユニフォーム)は、昔は絶対に(中に)入れないといけないルールだったし、シャツを出してたらだらしないと言われていた。ただ、今は出してもいいということになっているし、夏場は入れるよりも出すほうが熱が外に放出されてちょっと涼しくなるというのは、しっかりとしたもの(データ)もある」と、川上氏。「シャツを出していたら結構引っ張られたりするので、そういうのも(中に入れる理由として)あるかもしれない。(競り合いのとき)シャツを下にグッと引っ張ったりされるので」と、“シャツイン”する太田選手の心理を推察していました。

※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2025年3月10日放送回より

ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーの川上直子氏(左)と宮川陽香さん
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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2025/03/10/月 18:30-19:00

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