薬だけじゃない!? Z世代のトレンドワード『ジェネリック』←アメリカ・中国にも波及 使い方解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

薬だけじゃない!? Z世代のトレンドワード『ジェネリック』←アメリカ・中国にも波及 使い方解説

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 一見、理解が追いつかなくても、紐解いてみると納得できることも多い“若者用語”。そのなかでも、最近は「ジェネリック」という言葉が話題となっている。

 ジェネリックといえば、薬を思い浮かべる人が多いだろうが、Z世代の間では「安価で良いもの」として普遍的に活用され、浸透しているという。

 関西を中心に活躍するフリーアナウンサー・清水健と、落語家・桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、イマドキの「ジェネリック」の使い方について解説した。

 Z世代にとって「ジェネリック」とは、“コスパ”に重きを置いた言葉である。よく使われているのは、「ジェネリックコスメ」「ジェネリック香水」など。いわゆる、デパコス(デパートで購入できるコスメ)に似たカラーや香りをドラッグストアなどで安価に購入できる商品に対して使われる。

 InstagramをはじめとしたSNSなどでは、ジェネリックコスメ・香水をまとめた特集もあり、コメント欄には「値段が安いのにハイブランドのようなラメが手に入れられた!」「有名人が使っているものに似た香水をゲットできた!」などの喜びの声が多く集まっている。

 じつはいま、ジェネリックを意味する言葉は世界中のホットワードにもなっている。

 アメリカでは、「複製する」を意味する「Duplicate(デュプリケイト)」の略語である「Dupe(デュープ」「Dupes(デュプス)」、中国では「代替品」という意味を持つ「平价替代」の略語の「平替(ピンティー)」といわれ、日本以外の国でも多様に使われている。

 パーソナリティー間で世代ギャップがあることから、特に清水は興味津々。話の派生で出てきた「プチプラ(プチプライス=安価なもの)」という言葉にも引っかかったため、米舞がいちから説明するシーンも。ジェネレーションギャップに、スタジオは大いに盛り上がった。

フリーアナウンサーの清水健と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)

※ラジオ関西「木曜Clip」2025年3月27日放送分より

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