阪急阪神ホールディングス(HD)の元会長・角和夫氏が4月26日に死去した。76歳。5月7日、HDが発表した。
昨年(2024年)12月、健康上の理由でHDの会長職から退いていた。後日、お別れの会を開く。

角氏は兵庫県宝塚市出身。早稲田大学卒業後の1973(昭和48)年に阪急電鉄入社。2003年、社長に就任した。
2006年には阪神電気鉄道との統合を主導し、初代社長に就いた。日本の大手私鉄では戦後初となる同業社の統合の立役者となった。
2017年から会長となり、関西経済連合会(関経連)では副会長を務めた。
2023年、宝塚歌劇団・宙組の劇団員が急死した問題で、対応の遅れなどが批判され、兼務していた宝塚音楽学校理事長と宝塚歌劇団理事の職を退いた。





