ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。リスナーのメールから、“推しとの距離感”についてのトークを繰り広げた。

この日のメールテーマは、「テンションが爆上がりすること」。
最初に紹介したメールには、「ラジオのメッセージを読んでもらったときに爆上がりする」とつづられていた。うれしさのあまり、ついガッツポーズをしてしまうこともある一方で、メールを読んでもらえなかった場合は「推しのライブ映像を見てテンションを上げる」という。
メールの最後には、「ちなみにお2人の推しは誰でしょうか?」という質問が。これに対し、マリンからは「クレイジーケンバンドの横山剣さんと藤井フミヤさん。劇団ひとりさんの顔も好きで、中森明菜さんや松田聖子さんなど昭和のアイドルも好き」と、ネオ昭和アーティストらしい答えが返ってきた。
一方、サマンサは「“キングカズ”こと三浦知良さんと、その息子で格闘家の三浦孝太さん。サッカーの三苫薫選手も好き。あとは、インスタに出てきたインド人のマッチョがお気に入り」と返しつつも、「推しと巡り合うことなんてないねんけどな」とポツリ。
サマンサの切なさを含んだひと言に、マリンは「だから推しなんですよ。巡り合っちゃうと、たぶん推しではなくなってしまう」とズバリ。これには、サマンサも「確かに、いい距離感が大事。推しと近づきすぎたいという欲を出したらダメ。どうこうなろうなんてド厚かましいことを考えたらダメなんですよね」と強く同意していた。

続いてマリンが、「テンションが爆上がりすることはずばり、昭和を感じる瞬間です」というメールを紹介。散歩が趣味のこのリスナーは、休日は昭和を感じる風景を求めて散策しているそうで、昭和を感じると「ヤバっ」「良いなあ」など、無意識にひとりごとを言っているという。
昭和好きなマリンも同じように「うわ!」「これは!」などのひとりごとを言うそうで、「よくわかる」と共感した。
この話を聞いていたサマンサが、「阪田マリンは昭和と食べ物を見たときの表情は変化が激しい」ことを明かすと、マリンは「正直に生きていこうと思っている。嫌いなものは嫌やし、いいものはいい」とコメント。
しかし、サマンサの「嫌いなものも『大丈夫ですよ』と言ったほうが仕事がくるよ」という言葉には、「すごい現実的な話をしていただきました」と笑っていた。





