妊娠中や子どもは注意が必要!「カフェインとの上手な付き合い方」 ノンカフェインチョコやお茶も登場 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

妊娠中や子どもは注意が必要!「カフェインとの上手な付き合い方」 ノンカフェインチョコやお茶も登場

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 最近では健康意識の高まりを受けてか、本来はカフェインを含むイメージのコーヒーやチョコレートなどにも、「ノンカフェイン」の商品を見かけるようになりました。そもそもカフェインを摂りすぎるとどうなるの? そんな素朴な疑問を、管理栄養士の高橋なつきさんに聞きました。また、注目を集めている「ノンカフェイン商品」についても取材しました。

ノンカフェインのチョコレートや、ペットボトルのお茶も種類が豊富に
ノンカフェインのチョコレートや、ペットボトルのお茶も種類が豊富に

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 まずは、管理栄養士の高橋なつきさんに、カフェインが身体に与える影響について教えてもらいました。

「カフェインには、覚醒作用があり集中力を高めて仕事効率をUPさせたり、気分をリフレッシュさせてくれる効果があります。ただ、過剰に摂取すると不眠や寝つきの悪さにつながったり、イライラの原因や、胃酸の分泌を促進することで胃の不快感や胃もたれを起こすなどのデメリットも。ひどい場合はカフェイン依存や離脱症状(頭痛・疲労感)を引き起こすこともあります」(高橋さん)

 メリットもデメリットもあるからこそ、適量を守って上手に取り入れたいところ。お子さんや妊娠中の方は、やはり避けた方がいいのでしょうか?

「子どもは、中枢神経が未発達で少量でも不眠・イライラの原因や頭痛・頻尿の症状が出やすくなります。また妊婦さんがカフェインを摂ると、胎盤を通じ赤ちゃんに届きますが、赤ちゃんはカフェインを分解する力がほとんどありません。流産・低体重出生時のリスク関連がある可能性もありWHOや厚生労働省は、妊婦さんのカフェイン摂取量は1日200~300㎎以下に抑えるよう推奨しています。これはコーヒー約2杯程度です」(高橋さん)

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 ノンカフェインチョコレート「Enchamble(アンシャンブル)」を販売する、株式会社SpinLifeの代表取締役社長、中村恒星さんにも話を聞きました。

ノンカフェインチョコレート「Enchamble(アンシャンブル)』 写真はストロベリー味の粒タイプ(左)と生チョコタイプ(右)
ノンカフェインチョコレート「Enchamble(アンシャンブル)』 写真はストロベリー味の粒タイプ(左)と生チョコタイプ(右)

「もともとは、お客様の妊婦さんの言葉がきっかけで誕生した商品です。お腹の子の成長はもちろん、少しでも妊婦さんを食の制限から解放し、癒しを与えたい、そんな想いで開発しました。ノンカフェイン・人工甘味料不使用で、葉酸、鉄、ビタミンB12を豊富に含んでいますが、サプリメントのような義務感ではなく、『ご褒美感覚』で楽しめるチョコレートにこだわりました。産後・育児中の女性や、貧血気味の方にもおすすめです」(中村さん)

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