松田聖子の魅力に迫る! 大流行の“聖子ちゃんカット”にまつわるアレコレ←真似して職員室呼び出しも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

松田聖子の魅力に迫る! 大流行の“聖子ちゃんカット”にまつわるアレコレ←真似して職員室呼び出しも

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 ネオ昭和アーティストの阪田マリンが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、松田聖子の魅力について語りました。

ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリン

 1980年に『裸足の季節』でデビューし、今年45周年を迎えた松田聖子。3枚目のシングル『風は秋色』から26枚目のシングル『旅立ちはフリージア』まで、24曲連続でオリコン週間シングルチャート第1位を獲得するなどの記録もあります。

 マリンが、番組パートナーでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサに「1番好きな曲は?」と尋ねると、サマンサは「大ヒット曲ではないが、『素敵にOnce Again』」と回答。そのうえで、「どの楽曲を聴いても聖子ちゃんにしか出来ない曲で、さらにすごいのは全米進出」と付け加えました。

 サマンサのコメントの通り、松田聖子は1990年に「Seiko」名義で全米デビューし、海外向けのアルバムも発表しています。サマンサは、「この曲(『素敵にOnce Again』)は全米進出の影響も受けているのでは」と推測しました。

 話題は、トレードマークの“聖子ちゃんカット”に。当時中学生だったスタッフの話では、クラスで目立っている女子は聖子ちゃんカットをする人が多かったそうです。

 ただ、前髪を内側に巻いたり、サイドをカールさせたりする髪型は、校則の厳しい学校だと禁止のところも。聖子ちゃんカットをしてきたその日に、職員室に呼び出されることもあったといいます。

髪についてはさまざまな苦労も

 じつは、マリンもその1人。ソバージュにした髪をブローして聖子ちゃんカットを作っていたものの、先生からは「完全にパーマをあててるからダメ」という指摘が。これに対してマリンは、「これは地毛なんです。家系なんです」と反論したのだとか。

 話を聞いていたサマンサも、「コーラが頭にかかった」と言って茶色っぽい髪色をごまかしていたことを告白。「いま思えば、コーラが頭にかかるってどんな状況?」と言いつつも、いかにごまかすか苦労していたと当時を振り返りました。

 ほかの言い訳に、「プールに行きすぎて塩素で色が抜けた」というものもあったのだとか。

 聖子ちゃんカットが大流行するなか、1981年にショートカットを披露した松田聖子。これにはファンも驚いたそうで、前出のスタッフはそれ以降ショートカット好きになり、お付き合いする女性に「ショートカットにして」とお願いしたほどだったとか。

 そのほか、“ぶりっ子”の典型ともいわれた松田聖子。サマンサは、「それ(ぶりっ子)はマリンちゃん」といい、マリン自身も認めていました。

 昭和アイドル全盛期のエピソードとしては、「クラスが、聖子ちゃん派・明菜ちゃん派に分かれていた」「雑誌の『明星』や『平凡』の切り抜きを下敷きに入れていた」「田原俊彦とのお菓子のCMにどちらのファンも嫉妬した」なども紹介しました。

※ラジオ関西「Clip木曜日」2025年6月12日放送回より

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