神戸市長選挙 五島大亮市議、出馬表明「市政の方針転換、人を増やす神戸に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸市長選挙 五島大亮市議、出馬表明「市政の方針転換、人を増やす神戸に」

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 任期満了に伴う神戸市長選挙(10月12日告示、26日投開票)に、新人で神戸市議の五島大亮氏(ごとう・だいすけ 47)が出馬する。13日、神戸市役所で会見して明らかにした。

神戸市長選挙に出馬表明する五島大亮・神戸市議〈2025年6月13日 神戸市中央区〉

 五島氏は神戸市北区選出で、2013年の市議補選に無所属で立候補して初当選。現在4期目。自民党会派に所属している。すでに離党届を出しており、無所属で立候補する見込み。

 五島氏は出馬にあたり、「人と企業を増やし、元気のある神戸、夢のある神戸を子どもたちに残す」と訴えた。

 具体的には、神戸に住む人、働く人、訪れる人を増やすために、スタートアップ企業の支援に5億円や、観光支援として地域通貨「神戸コイン」の導入を掲げた。

「住む人、働く人、訪れる人を増やしたい」神戸市長選挙での公約を掲げる五島大亮・神戸市議〈2025年6月13日 神戸市中央区〉

 そして、現在の市政からの方針転換を目指して、市立中学校の部活動を2026年8月末に終了し、9月から地域のクラブ活動に移行する政策「KOBE◆KATSU(コベカツ)」政策の中止や、三宮や元町などの中心部でのタワーマンション建設規制の撤廃などを掲げた。

 五島氏は「神戸は潜在能力がありながら、それを生かしていない」と述べ、「市民は活力がなくなったと嘆いているが、手だてがないのが現状だ」と指摘した。

 神戸市長選には、これまでに4選を目指す現職・久元喜造氏(71)と、会社社長・木島洋嗣氏(50)が立候補を表明している。

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