ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』で、「嫉妬する瞬間」をテーマにメッセージを募集。自身の考えも交えて紹介しました。

まずは、ラジオ番組ならではの嫉妬話を紹介しました。
「自分のメッセージが読まれていないのに、ほかのリスナーさんのメッセージが読まれているとき。嫉妬している自分が嫌になった」
「よく読んでもらっていたのに、最近読まれなくなった」
「毎回テーマに沿ったおもしろいメールを送り続け、パーソナリティーの方々に常連と認められるリスナーさんがうらやましいです。私はテーマを聞いても全然ネタを思いつかないことが多いので、毎週毎回メールを採用される常連リスナーさんを嫉妬する以上に素直に尊敬しています」
これらのメッセージを読んだサマンサは、「嫉妬してくれていることがうれしい」とコメント。そのうえで、「嫉妬→尊敬→リスペクトになればいい」とも語り、「おもしろい話などでなくてもいい」「あるがまま送ってほしい」と呼びかけました。
次に紹介したのは、「高校時代、仲良しの親友がほかの友だちとめちゃくちゃ楽しそうに話しているのを見て、嫉妬というかさみしい気持ちになりました」という、学生時代ならではのエピソード。
この話には続きがあり、親友から「〇〇ちゃん(リスナー)がほかの人と話しているのを見て嫌だったから、○○ちゃんも、私に対して嫌だと思うことがあったら言ってほしい」と言われたのだとか。リスナーいわく、「ずっと親友でいたいと思った瞬間だった」そうです。
スタジオでは、「“連れション”に声をかけてもらえなかったことに嫉妬した」など、学生ならではの嫉妬トークも飛び出しました。

40代男性から寄せられたのは、以下のメール。
「小学校のPTAバレーに参加しているのですが、そこに未経験のパパが参加。しかし、そのパパさんは生まれつきの運動神経の良さで、中学・高校とバレーをしてきた私を軽く凌駕(りょうが)するくらいにあっという間に上手になりました。努力よりも才能なんでしょうか。運動神経がいい人がうらやましい」
これには、マリンも共感しつつ「やり続けることに意味はある」と励ましの言葉を送りました。
20代男性から寄せられたのは、「学生時代、成績の良い子が先生にほめられているのを見て嫉妬していました」というメール。「自分もほめられたかったので頑張ったのですが、まったくダメだった」ものの、「勉強は難しくても、自分にできることはないか」と探すことを決意したリスナー。
その後、写真部に勧誘され、楽しく自分に合った空間だったことから入部。いろいろな写真を撮影するなかで全国大会に2度出場することができたそうで、「たくさんの先生に喜んでもらえたときはとてもうれしかった」と前向きな結末がつづられていました。
前向きなメールは、ほかにもありました。
「好きなこと・興味があることに関して、自分より知識が豊富だったり、自分の知らないことを他人が知っていたりすると嫉妬してしまいます。しかし、好きなこと・興味があることでもすべてを知っているわけでもないので、嫉妬はしてしまいますが、知らないことを新たに知った・発見したということで『知識が広がった』と思うようにしています」
これこそまさに、嫉妬→尊敬→リスペクトですね。





