大阪・関西万博は6月29日、開幕から78日目で関係者を含めた来場者数が1000万人を達成した。

1000万人目の来場は、山形市の公認会計士・浅野和宏さん(46)ファミリー。妻のえみさん(46)、長女・ゆあさん(13)、次女・ゆうさん(9)とともに会場・夢洲を訪れた。
記念セレモニーでは、万博を運営する日本国際博覧会協会・石毛博行事務総長がファミリーを出迎え、「私たちが思っている以上に来場者が増え、当初の想定よりも早く1000万人を達成できた。これから、夏本番。“サマーエキスポ”を楽しんでいただきたい。何度もリピートしてほしい」とコメント。
記念品として、7月19日から8月末まで何回でも入場可能な“夏パス”、サマーエキスポを楽しむための日傘や帽子、ハンディファンなどの暑さ対策グッズなどを贈った。
長女・ゆあさんは翌日の30日が13歳の誕生日。和宏さんも誕生日を迎えたばかり。「最高だべ!」と東北弁で喜びをかみしめた。
石毛事務総長によると、万博来場者へのアンケートで、8割以上から「もう一度来たい」との回答があったという。また、来場者個人がSNSで発信していることも、「行ってみたい」と来場機運を高める要因となっている。




万博の新たなキャッチフレーズを『一生に一度を、何度も』としたのも、「リピート来場により、世界を知り、未来を考える万博の奥深さや、世界的に紛争や分断が起きている中、人と人のつながりや連帯感を作り出せるから」と話した。







