広島出身のシンガーソングライター・EARSY「死ぬまでに書きたかった」反戦歌『銃を置け』への思い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

広島出身のシンガーソングライター・EARSY「死ぬまでに書きたかった」反戦歌『銃を置け』への思い

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 avex所属の音楽作家で、広島在住のシンガーソングライター・EARSY(アーシー)が、このたび、ラジオ番組に出演。 曲作りについて明かしたほか、6月リリースのアルバムに収録されている初めての反戦歌『銃を置け』への思いを語った。

シンガーソングライター・EARSY

 3歳からピアノをはじめ、5歳で作曲、小学生のときにシンガーソングライターを志した。13歳で初めて実施した全曲オリジナルによる弾き語りライブをきっかけに、ライブ活動をスタート。15歳でCMソングや企業テーマ曲の制作に関わり、楽曲提供も行うようになった。

 ピアノをはじめた当初はクラシックを練習していたが、譜面通りに弾くのが苦手だったEARSY。アレンジをしたり、自分で好きに弾いたりすることが楽しかったことから楽曲制作をするようになり、それからずっと曲を作り続けているという。

 シンガーソングライターであるEARSYは、自身の歌唱曲を制作するほか、楽曲提供も行っている。同じ曲作りであっても「まったく別物」だそうで、「自分の楽曲は思いをぶつけるのに対し、提供のときはリクエストに対して作ることがほとんど」だと明かした。

 月に作る楽曲数は、平均15〜16曲。それらすべてが採用されるわけではなく、年間にして70〜80曲は日の目を浴びないのだという。

 パーソナリティーで自身もシンガーソングライターとして曲を作っている近藤夏子は、「そのぺースで作り続けられることを尊敬すると同時に疲れないのか」と質問を投げかけた。

 これに対し、EARSYは「もちろんしんどいときもあるし、好きなのに書きたくないときもある。作るときはあんなに大変なのに、一瞬でボツになるのでへこむ」と本音を吐露した。

 6月には、4枚目のアルバム『POPS』をリリース。リード曲の『銃を置け』は、自身にとって初となる反戦歌で、特に思いが強い楽曲だ。

「広島のアーティストとして、死ぬまでに1曲は反戦歌を作りたい」という思いを抱いていたが、「いままで作ることができていなかった」と、EARSY。

 ある日、歩いているときに歌詞も曲もすべてがふっと降りてきたそうで、急いで自宅に帰り10分ほどで書き上げたという。“曲が急に降ってくる”という感覚だったそうで、「衝撃だった」と振り返った。

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