有名な観光地だけではない神戸 茅葺き屋根や湊川隧道など「意外な一面」も〜神戸県民センター長 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

有名な観光地だけではない神戸 茅葺き屋根や湊川隧道など「意外な一面」も〜神戸県民センター長

LINEで送る

この記事の写真を見る(8枚)

 兵庫県の神戸市を所管する神戸県民センターの内藤良介センター長が、このほど、ラジオ関西の生放送に出演し、管内の魅力や大阪・関西万博期間中に繰り広げられている『こうべフィールドパビリオン』などについて紹介した。

神戸県民センター管内の魅力やこうべフィールドパビリオンについて語る 内藤良介センター長(ラジオ関西スタジオにて)
神戸県民センター管内の魅力やこうべフィールドパビリオンについて語る 内藤良介センター長(ラジオ関西スタジオにて)

 神戸県民センターは、神戸市を所管区域とする兵庫県の出先機関で、地域振興・産業振興を担う県民躍動室と、県税、農林、土木の3事務所からなる。神戸市の面積は約557平方キロメートルで県内第3位の広さ。そこに、県全体の約28パーセントに当たる149万人ほどが暮らしている。内藤センター長は「大きな街に9つの区があり、それぞれ顔が違うのを感じる。面積の4割が森林で、北区や西区の北西部には里山風景が広がり、800戸ほどの茅葺き屋根の家が点在する意外な一面も」と話した。

 一方で海側の開発が進み、去年リニューアルした『神戸ポートタワー』や、この春オープンした多目的アリーナ『ジーライオンアリーナ神戸』など、ウォーターフロントは多くの人でにぎわいを見せる。「HAT神戸のエリアにも、通年型スケートリンクがオープンした。近隣の県立美術館や人と防災未来センターと合わせて、足を運んでほしい」とアピールした。

 大阪・関西万博の開催機関中に県内をパビリオンに見立てる「ひょうごフィールドパビリオン」は、神戸市内では「こうべフィールドパビリオン」として45のプログラムが認定されている。番組内で主なプログラムが紹介された。

 【湊川隧道ツアー】
 日本最初の近代河川トンネルとして1901(明治34)年に竣工した湊川隧道。その後、新湊川改修事業により、2000(平成12)年に新湊川トンネルが完成したことに伴い役目を終えた。今も貴重な土木遺産として残る「湊川隧道」と、昭和の香り漂う神戸の台所「東山商店街」などを探索するツアー。

河川トンネルとしての役目を終えた「湊川隧道」貴重な近代土木遺産であることが認められ、国登録有形文化財に登録されている(画像提供:神戸県民センター)
河川トンネルとしての役目を終えた「湊川隧道」貴重な近代土木遺産であることが認められ、国登録有形文化財に指定されている(画像提供:神戸県民センター)
湊川隧道は定期的に一般公開され、説明会やミニコンサートが行われている(画像提供:神戸県民センター)
湊川隧道は定期的に一般公開され、説明会やミニコンサートが行われている(画像提供:神戸県民センター)

 【絶景!舞子浜・明石海峡大橋を丸ごと体感】
 明石海峡大橋の主塔(約300メートル)に登り、360度のパノラマ風景を体験。海を下に見ながら歩く主塔までのルートは「スリル満点」。建設に携わった専門家の案内により「建設当時の地元の人たちの思いや、阪神淡路大震災を乗り越えたエピソードなどが聞ける」という。

明石海峡大橋の主塔に登るまでのルートはスリル満点!格子状の通路の下は海(画像提供:神戸県民センター)
明石海峡大橋の主塔に登るまでのルートはスリル満点!格子状の通路の下は海(画像提供:神戸県民センター)

 そのほか、神戸の意外な一面を知ることができるフィールドパビリオンについて、内藤センター長は次のように紹介した。

LINEで送る

関連記事