【高校野球】夏の甲子園14年ぶりの出場、兵庫・東洋大姫路 壮行会で抱負「一丸となって全力で戦う」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【高校野球】夏の甲子園14年ぶりの出場、兵庫・東洋大姫路 壮行会で抱負「一丸となって全力で戦う」

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「夏の甲子園」、第107回全国高等学校野球選手権大会に兵庫県代表として出場する東洋大姫路高校を激励しようと、31日、明石市内で壮行会が行われました。

 東洋大姫路は7月28日に行われた兵庫大会の決勝戦で、昨夏の代表校・報徳学園高校に7対6と競り勝ち、14年ぶり13度目の夏の甲子園出場を決めました。新チームになった昨秋から県内での公式戦20連勝を達成し、春のセンバツに続いて全国大会に挑みます。兵庫大会で同一年度の秋春夏3季連続優勝は、2018年の明石商業以来、史上4校目です。(※ただし2018年は第100回記念大会のため、夏は西兵庫大会)

東洋大姫路の選手たち

 今回の壮行会には、東洋大姫路の岡田龍生監督や20人の選手らが出席。

 兵庫県高校野球連盟の橋本智稔会長から、「皆さんは鍛え抜かれた戦術と精神力で、兵庫県の代表校としてふさわしい戦いぶりを見せていた。大甲子園での活躍を大いに期待している。兵庫県下164校153チームの熱い思いを胸に、深紅の大優勝旗を目指して頑張ってほしい」と、48年前の第59回大会(1977年)以来となる全国制覇へ向けて、エールが送られました。

 岡田監督は挨拶で、「本当に子どもらがよく頑張って、前任校(履正社/大阪)でもなかった秋・春・夏と(県内で)一度も負けずに20連勝させてもらった。苦しい試合もあったが、なんとか粘り強く頑張ってくれた」と選手たちを称賛。

「夏に出場することだけが目的ではなく、『もう一度、姫路に優勝旗を!』と思って、一大決心をして(監督を)引き受けた」と母校を率いる思いを明かした名将は、「春(センバツ)はけが人、体調不良などもあり、思うような野球ができずに敗退したが、生徒と一丸となって、この甲子園で頑張りたい、大暴れしたいと思っている」と、抱負を述べました。

岡田龍生監督

 また、主将の渡辺拓雲選手(3年)は、「自分たち現チームは、新たに始動後、秋の県大会から始まり、近畿大会などを含めて、いい流れで来ているなか、この夏の甲子園というのは、そう簡単に勝つことはできないというのは、もちろんわかっている。だが、チーム一丸となって、目の前の一戦を全力で戦い抜いて、その結果として優勝できればと思っている。ぜひ夏の甲子園で東洋野球を見ていただければ」と、奮闘を誓いました。

主将の渡辺拓雲選手

 第107回全国高等学校野球選手権大会は、8月5日から22日までの18日間(休養日=3回戦2日目、準々決勝、準決勝の各翌日=を含む。雨天順延)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されます。組み合わせ抽選会(本抽選)は8月3日に実施。ただし、開会式直後の第1試合で対戦する2チームは、本抽選に先んじて8月1日にオンライン抽選会で決まります。

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歌声は風にのって (1) | ラジオ関西 | 2025/07/31/木 16:00-17:00

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