大阪・関西万博のシンガポールパビリオンで8月29日、大阪府堺市の”茶の湯”文化と合わせて発展した和菓子作りの実演イベントが開かれた。




堺市にシンガポール名誉総領事館があるのが縁で、4月の開幕時に堺市が話を持ち掛けて実現した。
堺市は大阪・関西万博で、シンガポールをはじめポルトガル、ヨルダン、チェコなどとコラボレーションイベントを開催(一部予定)。


天下一の茶人・千利休のふるさとでもある堺らしく、5月には会場内で1日1000人の大茶会も開いた。
シンガポールパビリオンを象徴する赤い球体「ドリームスフィア」、パビリオンの公式マスコットキャラクター「マーリー」、「サニー」の3種類を和菓子で表現した。


パビリオンの外観は「青海波(せいがいは)」と呼ばれる同心円の一部が扇状に重なり合う、うろこのような模様で、 未来永劫に続く幸せや平穏な生活への願いが込められた縁起の良い伝統文様が特徴だ。







