『銀の馬車道』を巡る旅 「ゴルフクラブ」と「卵」 市川町で味わう“本物のものづくり”《PR》

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

 かつて、日本の近代化を牽引した「銀の馬車道・鉱石の道」。歴史の足跡を自身の足でたどる旅のさなか、前回訪れた福崎町をあとにして向かったのは、北に隣接する市川町。ここもまた銀の馬車道が通った町であり、歴史をたどる旅はさらに奥へと続きます。

市川町に設置されている 銀の馬車道キャラクター“ハヤブ”のモニュメント
市川町に設置されている、銀の馬車道キャラクター「ハヤブ」のモニュメント

 市川町といえば、じつは、国産アイアンクラブ発祥の地。そのはじまりは、昭和初期にまでさかのぼります。

 1928(昭和3)年、兵庫県工業試験場に研究材料として持ち込まれたアイアンヘッドをきっかけに、研究員の松岡文治氏が川辺村(現市川町)の鍛冶職人・森田清太郎氏に製作を依頼しました。資料もない時代、試行錯誤の末に刀鍛冶の技術を応用した鍛造製法によって、国産初のアイアンヘッドが誕生したといいます。

 現在の製造法には、金属を溶かして型に流す「鋳造」と、加熱した軟鉄を高圧でプレスする「鍛造」があります。鍛造製法は刀鍛冶の技を引き継ぎ、組織を緻密にし、やわらかな打球感を生むのが特徴です。

 その伝統を受け継ぐのが、共栄ゴルフ工業株式会社。創業から60余年にわたり、職人の手で市川アイアンをつくりつづけてきました。

 工房見学も行っており、海外からの観光客にも人気なのだそう。「鋳造」と「鍛造」の違いを音で知ってもらおうと用意された装置で、鉄の棒で打つと“コツン”と音が吸収されるような音色の「鋳造」と、“キーン”とのびやかにきれいな音が響く「鍛造」の違いや特徴を学ぶことができました。

左:共栄ゴルフ工業株式会社 外観
共栄ゴルフ工業株式会社の外観
右:鋳造と鍛造の違いを知るための装置
「鋳造」と「鍛造」の違いを知るための装置

 ふたたび、銀の馬車道を北へと歩みを進め、次に訪れたのは田隅養鶏場。通称「卵らんハウス」です。

卵らんハウス 外観
卵らんハウスの外観

 ここの「タズミの卵」は、合成たんぱく質を使わない安心安全な飼料と、地下深くからくみ上げたミネラル豊富な天然水で育てられています。

LINEで送る

関連記事