子どもの健やかな成長を願って 巫女が千歳あめの袋詰め 西宮神社で七五三参りの準備進む | ラジトピ ラジオ関西トピックス

子どもの健やかな成長を願って 巫女が千歳あめの袋詰め 西宮神社で七五三参りの準備進む

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 子どもの健やかな成長を願う七五三参りが本格化するのを前に、西宮神社(西宮市社家町)では、参拝者に授ける千歳あめの袋詰めなど、準備作業が大詰めを迎えている。

千歳あめなどを準備する巫女(西宮神社)
千歳あめなどを準備する巫女(西宮神社)

 西宮神社によると、七五三詣とは、3歳・5歳・7歳を迎えた子どもの成長に感謝し、神社へ詣でる人生儀礼のひとつで、江戸時代の中頃から現在のような形になったといわれる。11月15日になったのは、陰陽道でこの日が1年の中で最上の吉日にあたり、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉の長男・徳松のお祝いをしてからともされる。同神社では例年、11月15日前後の土曜・日曜を中心に多くの参拝者で賑わうが、近年は9月、10月や12月に入ってからのお参りが増えているという。全国的に少子化の傾向があるが、同神社では、今年も5000袋、1万本の千歳あめを用意。屋根のふき替え作業を終えた真新しい本殿で、参拝者を迎える。

西宮神社 本殿
西宮神社 本殿

 本殿の西隣にある脇殿では、巫女たちが千歳あめ2本とお守り、文具セット、オリジナル写真立てなどを、願いを込めながらお祝い袋に詰める作業が終盤を迎えている。参拝者には、えべっさんをデザインしたメダルと、えびす様の絵本「えべっさま物語」も授けられる。巫女のひとりは「子どもたちに元気になってもらいたいと願いながら詰めています。きれいな着物姿の子どもたちを見ると、こちらも元気をもらえます」と話した。

 また同神社の境内では10月25日から11月23日まで西宮菊花展が開催される。

参拝者に授けられる千歳あめなど
参拝者に授けられる千歳あめなど
西宮神社
西宮神社 (取材日:10月20日 すでに七五三詣の家族の姿も)

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