神戸松蔭大学(神戸市灘区)は、人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科に「IPプロデュースコース」を開設する。それを記念して、11月1日にシンポジウムを開催する。イベントは、行政や業界の専門家、教育関係者に加え、学生やコンテンツビジネスを目指す高校生など幅広い層が参加できる。

「IPプロデュースコース」は同学科が独立行政法人日本芸術文化振興会の助成事業「文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業)」の採択を受けて開設するもの。知的財産(IP)を軸に、コンテンツの開発からグローバル展開までを総合的にプロデュースできる人材の育成を目指すという。
11月1日(土)に神戸市灘区のシマブンビル4階ホールで行われる記念シンポジウム「グローバルで輝くIPのチカラ」では、IPを活用した新たな価値創造や産官学連携によるクリエイティブ教育の在り方について、多様な視点から議論する予定だ。
同大学は「IP(知的財産)の視点を持つことは、ファッションやコンテンツなどの分野で今後さらに重要になる。今回のシンポジウムを通じて、多様な視点から『IPプロデュース』の国内市場および海外における可能性や今後の社会的意義について議論を深めたい」としている。
シンポジウムの参加費は無料で、現地(定員100~150人)のほか、オンラインでの参加も可能。申し込みは10月27日(月)まで。詳細は神戸松蔭大学の公式サイトに掲載されている。




