ミャクミャクありがとう…最後に届いた、最初の物語〜生みの親、神戸育ち山下浩平さん、絵本デザイン展 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ミャクミャクありがとう…最後に届いた、最初の物語〜生みの親、神戸育ち山下浩平さん、絵本デザイン展

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 生活雑貨通信販売大手・フェリシモ(本社・神戸市中央区)は、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」をテーマにした絵本のデザイン画を、本社ビル2階の「FELISSIMO GALLERY」で展示している。

7歳の長男と5歳の次女と訪れた神戸市の女性「ミャクミャク、最初は“怖くて気持ち悪い”イメージだったのが、子どもたちもすっかりファンに」大阪・関西万博に足を運ぶこと5回<2025年11月5日午後 神戸市中央区>

 展示会は「ミャクミャク絵本展 ミャクミャク誕生ものがたり」と銘打ち、11月30日(日)まで開催。

 会場では、ミャクミャクの生みの親、絵本作家・デザイナーの山下浩平さんのデザイン画約40点を初めて展示する。

 山下さんは1971(昭和46)年、熊本市生まれ。小学6年時から神戸市須磨区に住み、兵庫県立明石高校を経て大阪芸術大学美術学科卒業。神戸でフリーランスとしてデザインやアート活動を始めた。阪神・淡路大震災後、元町で古着屋を営んでいたこともある。2000年から東京にデザイン事務所を立ち上げ、キャラクターなどのデザインや、絵本や児童書の創作活動を続けている。

 大阪・関西万博の公式キャラクターは2022年3月、1898点の応募作品の中から選ばれた。

 愛称の「ミャクミャク」は、全国から3万3000通以上の応募のうち、開幕1000日前となった同年7月18日に決定した。

名前のない時代の“ミャクミャク” 公式キャラクターとして決定した瞬間、会場からはどよめきが…赤い部分は「細胞」。分かれたり、増えたりする。青い部分は「清い水」。流れるように形を変えることができる。<2022年3月22日 東京都港区>
キャラクターの公募には1898作品が寄せられ、グラフィックデザイナーら11人による選考委員会が公式キャラを決定 (写真左から)大阪・関西万博アンバサダー 松本幸四郎さん、石毛博行事務総長、山下浩平さん、選考委員会座長・原研哉さん、選考委員・中川翔子さん<2022年3月22日 東京都港区>

 山下さんとフェリシモとの出会いは約20年前。商品パッケージのデザインを依頼したのがきっかけだった。万博が開幕し、ミャクミャク人気はうなぎのぼり。会期終盤に差し掛かったある日、山下さんからフェリシモに「実は未発表の絵本があるんです」という話があったという。


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