趣味としてのアウトドアやものづくりを楽しみながら、「もしもの時」に備えることを体験できるイベントが、12月に兵庫県明石市で開かれます。
「Bright Stone Works」と名付けられたこの催しは、楽しみながら防災意識を高めようと企画されたもので、今年で2回目。今回は人だけでなくペットの防災にも目を向けたコンテンツも予定されています。

会場では、アウトドアやDIYの楽しさを実感しながらスキルを身につけられるような、木工やアイアンギア、苔テラリウムなどのワークショップが登場。この機会に身体も整えてもらおうと、ヨガや、ニュースポーツのスラックラインの体験プログラムも用意されます。
また、自衛隊車両や消防車の展示、地元の味が楽しめるキッチンカーなどが並ぶほか、午前・午後の各1回、 “防災ウルトラクイズ”と題したクイズ大会も実施され、参加者には防災グッズなどのプレゼントもあるとのことです。


同イベントについて、実行委員会の田中健雄さん(防災士)は「自分が好きなアウトドアやモノづくりを通して得た経験や知識は、もしもの時に必ず役に立つ。『やったことある!』『知ってる!』が皆さんの大切な人の笑顔につながることを目指した」といいます。
ちなみに、田中さんはスラックラインの全国大会においてシニアの部で優勝した実績を持つ、この競技の第一人者。「(スラックラインを通じて)いろんな動きの中でバランス感覚を養うことで、もしもの時に転倒防止につながる」と話していました。
「Bright Stone Works」の会場は兵庫県明石市の明石公園西芝生広場。開催日時は、12月13日(土)・14日(日)の2日間で、いずれも午前10時から午後4時まで。詳細は同イベントの公式サイトに掲載されています。





