華道家元・池坊「初生け式」大阪・関西万博のレガシーと世界に思い“馳せて” 次期家元・池坊専好さん

LINEで送る

この記事の写真を見る(11枚)

 華道家元・池坊の稽古始め「初生け式」が1月5日、京都市中京区の家元道場などで開かれた。

華道家元・池坊「初生け式」若手門弟の生け込み〈2025年1柄5日午前 京都市中京区 華道家元・池坊 華道道場〉

「初生け式」は、華道各流派で最も長い500年以上の歴史を刻み、室町時代から続く池坊の新春行事。

門弟らは “花包み”を手に華道発祥の地・六角堂頂法寺の山門へ 初生け前に参拝

 今年(2026年)は、全国から門弟約800人が集まった。10歳から94歳と年代も幅広い。

 門弟の一部は、華道発祥の地とされる六角堂頂法寺で上達を祈願した。

先斗町の舞妓・もみ智さん(写真手前)ら若き門弟らが一心に生ける

 また家元道場では、京都五花街の一つ、先斗町(ぽんとちょう)で舞妓として活躍するもみ智(もみとも)さん(19)をはじめ、振り袖や羽織袴姿の男女35人が一斉に花を生けた。それぞれが松や南天、葉牡丹、寒菊や洋ランなど初春を感じる花材で生ける中、池坊専好・次期家元が「ボリュームを出すように気をつけましょう」などと声をかけて指導した。

「明けましておめでとうございます 精進いたします」次期家元と若手門弟らが新年の挨拶を交わす
池坊専好・次期家元がそれぞれに声を掛け、アドバイスする

 次期家元も、枝垂れ柳や松、白梅を用いて初生けを披露した。

 今年のテーマは「馳せる」。

「馳せる」をテーマに初生けを披露する池坊専好・次期家元〈2026年1月5日 京都市中京区〉
LINEで送る

関連記事