華道家元・池坊の稽古始め「初生け式」が1月5日、京都市中京区の家元道場などで開かれた。
「初生け式」は、華道各流派で最も長い500年以上の歴史を刻み、室町時代から続く池坊の新春行事。
今年(2026年)は、全国から門弟約800人が集まった。10歳から94歳と年代も幅広い。
門弟の一部は、華道発祥の地とされる六角堂頂法寺で上達を祈願した。
また家元道場では、京都五花街の一つ、先斗町(ぽんとちょう)で舞妓として活躍するもみ智(もみとも)さん(19)をはじめ、振り袖や羽織袴姿の男女35人が一斉に花を生けた。それぞれが松や南天、葉牡丹、寒菊や洋ランなど初春を感じる花材で生ける中、池坊専好・次期家元が「ボリュームを出すように気をつけましょう」などと声をかけて指導した。
次期家元も、枝垂れ柳や松、白梅を用いて初生けを披露した。
今年のテーマは「馳せる」。




